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アメリカで2013年に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件で両足を失った男ジェフ・ボーマンの実話を映画化した本作。捜査に協力し“ボストンのヒーロー”として脚光を浴びるも、プレッシャーやトラウマに直面するボーマンが、恋人や家族に支えられて困難を乗り越えていくさまが描かれる。
自ら立ち上げた製作会社ナイン・ストーリーズの第1作にこの題材を選んだ理由を、ギレンホールは「脚本を読んだんだ。そして、読みながら自分が何度も笑い、ジェフというキャラクターをこんなに好きになっていることに驚いた」「世界的に有名な事件をもとにしているけど、隠されたドラマの数々に、この映画を支持したいと思った。プロデューサーとして映画を確実に実現したかった」と語る。
またボーマン本人と時間をかけて交流し、役作りを行ったギレンホールは「多くの人が歴史的に関わる事件だったが、彼の人生においても非常に個人的な事件で、いろいろな意味で彼を生まれ変わらせた。そして僕は、歴史的な部分よりもむしろ、その考えに非常に感動したんだ」と主人公についてコメント。演じるうえでの苦労を「肉体的に、当然ながらいくつか課題があった。同時に、ジェフがどんな経験をしたかを理解することも課題だった。それはまさに、物語における心の中の痛みを理解すること。この痛みは、言葉では表せない」と明かしている。
なお本作の特典付きムビチケが3月31日に発売。ボストンマラソンの開催を記念して作られた特典は、暗闇でのトレーニングや夜間のマラソンに活用できる特製アームリフレクターとなっている。
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