本日3月29日、実写版「
この映画で驚いたことを司会から尋ねられると、三吉は「撮影の休憩中にスタジオの外からいい匂いがするなと思ったら、木梨さんが焼き鳥を焼いてたんです」とエピソードを披露。木梨は「プロデューサーたちが『CGの世界は待ち時間が多いから』っていろいろ用意してくれて。そこから私、待ち時間はすべて店を開いてました」と説明し、餅、カレー、ステーキなどを作ったことを明かす。体を作るためにカロリー計算をしていたという佐藤健は「焼き鳥だけ食べられました。お餅とかすごく食べたかったけど我慢して」と悔しがると、本郷は「(驚いたことは)そんなお店があったことを今知ったことですかね」とまさかの告白。「スタジオ撮影がなかったんだよね」と佐藤健がフォローするも「食べたかったなあ……」と落ち込む本郷に、木梨が「じゃあ公開の日にやろう」と提案すると、本郷は「マジっすか! 超楽しみです、やったー」とようやく笑顔を見せた。
同じ質問に対して佐藤信介は「この作品はいろんなところがCGで、日本映画では初めての試みも多かったんですが、できあがったものを観て、僕も一緒に作っていた人たちも驚いた。完成品としての成功を確信しました」と語る。また、木梨が「撮影中、怒ったことがない。日本一、いや世界一温厚な監督なんです。こんなに穏やかな監督っているんだと驚きました」と称賛すると、佐藤信介は「いやいや、内心『間に合うかな』とかハラハラしてたりするんです」と謙遜した。
「この春から生まれ変わるとしたら、挑戦したいことは?」という質問が投げかけられると、木梨と佐藤健は本郷に向かって「いっつも家に居るんだよね」「全然日光を浴びてない肌の色をしてるもん」とからかう。それに対して本郷は「じゃあ、もうちょっと社会に適応していける年になればと思います」としぶしぶ答えた。続く佐藤健は「初心に帰って、ファンの方のために何かできたらいいなと」と意気込み、木梨は「もうこの作品で、“CG男優”として生まれ変わった気持ち」と述べる。「データはすべて佐藤監督に渡してありますんで、今後はアフレコしか行かなくても大丈夫なタレントになりました」と冗談を飛ばした木梨は「アフレコでは大きな声でこう叫びます。ニモー!!」と自らが吹替を務めた「ファインディング・ニモ」のマーリンの声で叫ぶと、会場は笑いに包まれた。
「いぬやしき」は、4月20日より全国ロードショー。
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