見失ってしまった大切なものを探すため、ニューヨークへと旅に出る2人の子供を主人公にした本作。1977年のミネソタに住む母親を亡くした少年ベンを音声ありのカラー映像、1927年のニュージャージーに住む聴覚障害者の少女ローズをサイレントの白黒映像で交互に捉えていく。ベンを「ピートと秘密の友達」のオークス・フェグリー、ローズを自身も聴覚障害を持つミリセント・シモンズが演じた。
ヘインズの過去作「エデンより彼方に」などにも出演したムーア。「ワンダーストラック」では、1977年のパートと1927年のパートに登場するキャラクターを1人2役で演じている。インタビューにて彼女は、本作のテーマや、役作りにおいてろう文化に触れた感想などを述懐。また、時代ごとに異なる人物を演じたことに関し、「(ヘインズが)過去と現在の時の長さを表したかったからだと思う。同じ外見の登場人物が出てくることで、観客は自然と関係性に気づくことができる」と語っている。
「ワンダーストラック」は4月6日より東京・角川シネマ有楽町ほか全国でロードショー。
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- 「ワンダーストラック」ジュリアン・ムーア インタビュー映像
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ジュリアン・ムーアが1人2役演じた「ワンダーストラック」語るインタビュー映像公開 - ... 人の子供を主人公にした本作。1977年のミネソタに住む母親を亡くした少年ベンを音声ありのカラー映像、… https://t.co/KwrrJYWEzp