本日3月27日、「連続ドラマW 闇の伴走者~編集長の条件」の完成披露試写会と舞台挨拶が東京・スペースFS汐留にて開催され、キャストの
長崎尚志の小説を映像化した本作は、2015年に放送された「連続ドラマW 闇の伴走者」に続く第2弾。松下演じる調査員・水野優希と古田扮するマンガ編集者・醍醐真司がマンガに関する謎を解き明かしていくヒューマンミステリーだ。
前作から3年ぶりに古田とタッグを組んだ松下は、「不思議なもので当時の気持ちになれるというか、最初からトップギアで楽しませていただきました」と笑顔で振り返る。古田も「奈緒ちゃんは頼りになりますんで」と松下への信頼を見せるが、マンガのうんちくや説明が多い自身の役柄については「もうね、セカンドシーズンやりたくなかったんですよ(笑)」とぼやく。続けて古田は「しかも醍醐はスナック菓子が好きっていう設定があって、僕スナック菓子嫌いなんです」と告白すると、「口が乾くお菓子を食べながら、長ゼリフを言うっていう拷問のような……」と苦労を語った。
「ドーベルマン刑事」の平松伸二や「喰いしん坊!」の土山しげるらが、本作のためにオリジナルの画稿を描き下ろしていることについて、マンガ好きの古田は「すごいです。まさか巨匠に描いていただけるとは。撮影現場から盗んで帰ろうかなって思いましたもん」と興奮気味に話し、三木も「ジャンプで育った世代としては、感激でしたね」とうなずいた。「そんなに有名な先生が描いてくださっていたとは知らず……」と松下が恐縮すると、古田は「奈緒ちゃん興味ないもんね」とからかい、原画の魅力を説明しようとする松下に再度「奈緒ちゃん興味ないもんね」とかぶせるように言う。とうとう松下が古田に「2回も言わなくていいです! 興味ありますちゃんと!」と抗議すると、会場から笑いが起こった。
また、タイトルにちなみ「最良の伴走者(パートナー)は何か」という質問が飛ぶと、古田は「お酒とタバコ」と即答。「やめたやつに限って『くっせ!』とか言うんですよ、死ねばいいのに!」と古田が大人げなく憤慨すると、松下に「体は大事ですよ」と諭される場面もあった。続く松下が「人生のパートナーは音楽ですね。なくてはならないものです」と述べると、古田は「それ俺も言おうとしたけど、奈緒ちゃんが言うと思ってやめたの」と先刻とは打って変わって大人な対応を見せた。
撮影を振り返って三木は「今回はそれぞれの抱えるドラマをより濃くしたかった。キャラクターを深掘りできたのは、続編ならではで楽しかったです」と語る。最後に本作の見どころについて、古田が「醍醐が人の上に立って苦悩するところや、優希に頼る弱い部分も見えると思います」とアピールし、松下は「人間ドラマがより細かく描かれているので、皆さんドキドキしつつも共感しながら楽しんでください」と語りかけ、イベントを締めくくった。
「連続ドラマW 闇の伴走者~編集長の条件」は3月31日よりWOWOWで放送。
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WOWOW 連続ドラマW「闇の伴走者~編集長の条件」
2018年3月31日(土)スタート 毎週土曜 22:00~
※全5話。第1話無料放送
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- WOWOW 連続ドラマW「闇の伴走者~編集長の条件」公式サイト
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