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本作は、内気で繊細な高校生サイモンと彼が恋心を抱く同級生タダタカシの旅を描く青春ロードムービー。阪本がサイモン、須賀がタカシを演じる。映画初出演の阪本は「誰もが予想しない展開になっています。楽しんでください」と緊張の面持ちで挨拶し、須賀は「今の日本映画には珍しいようないろいろなことが詰まった映画。いろんな観方ができると思います」とアピールする。本作で商業映画デビューを飾った小田は「ここに来るときに、阪本くんと稽古してる動画を見てたんです。最初は公園で雑談してたのに、それがこういう状況になったのが感動的だなと。阪本くんの成長も含め楽しんでいただけたらなと思います」と感慨深そうに語る。
撮影中のエピソードについて聞かれた阪本は「最初は緊張していました。3日目くらいに初めて監督のモニターを観に行ったんですけど、ちょうど間宮さんのセクシーなシーンでまじまじと観てたら、それを須賀さんがうらやましがってました」と明かす。突然の暴露に須賀は「いやいやいや! とんでもない爆弾をねえ! 平和な顔して聞いてたのにびっくりしましたよ!」と慌てた様子を見せ会場の笑いを誘った。
続いて今後の野望について登壇者たちに質問が投げかけられる。阪本は「海外に一度も行ったことがないのでこの映画で海外の映画祭に行けたらいいなと思います」、須賀は「純粋にいっぱい仕事がしたいなと思います」と思いを述べる。間宮は「野望じゃないけど、劇中で2人(阪本と須賀)が歌を歌ってるのでCDデビューしないかなという願望があります」と笑顔を見せた。ここで本作が韓国・全州で5月3日から開催される第19回全州国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされ、インターナショナルプレミアが行われることが発表された。登壇者たちが喜ぶ中、小田は「すごいな。他人事みたいな感覚です」と冷静に驚いていた。
続いて、阪本が2月の先行上映会で「初日舞台挨拶はふんどし姿で登壇する」という決意表明を行ったことから、ふんどし姿を披露することに。須賀と間宮が着替え中の阪本を布で隠し、阪本の「整いましたー!」という合図を受けて布が降ろされ、法被と“御礼”と書かれたふんどし姿の阪本がお目見えすると会場は大いに盛り上がる。阪本が「たくさんのお客様に来ていただいて本当に幸せです。撮影中は何もわからなくて皆さんに助けてもらいながらなんとか撮影を乗り切ることができました。監督と1対1で稽古することができて助かりました。須賀さんは最初大先輩なのでめっちゃ怖い人なのかなと思ったんですけど、お兄ちゃんみたいな存在で、いるだけで安心できました。本当にありがとうございます。僕にとって大切な作品になりました」とゆっくり言葉を選びながら感謝を伝えると、会場は温かな拍手に包まれた。
「サイモン&タダタカシ」は、シネ・リーブル池袋ほかで公開中。全国順次公開。
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かねどっく @Y_Kdoc
2秒くらい映ってた。アニメーションシーンだけど。映画デビュー(笑)
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