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第90回アカデミー賞で長編アニメーション賞と歌曲賞を受賞した本作は、1年に1度だけ亡くなった家族に会えるという“死者の日”の祝祭を題材としたミステリーアドベンチャー。渡辺は死者の国に登場する、実在したメキシコの芸術家フリーダ・カーロに声を当てた。カーロをイメージしたカラフルな衣装で登場した渡辺は、「かなり難しかった」と振り返り、「もちろんお会いしたことがない方ですし。でも、フリーダが熱い芸術家ってお話は聞いていたので、それを声で演じさせていただきました」と語った。
劇中で描かれる家族のつながりを観て「親に会いたくなった」と話す渡辺は、「母親と2人暮らしをしているとき、お腹空いたな、と思ったら私の好きなかつ丼や牛丼が置いてあったりして。『あ、食べたいものが伝わってる』ってつながりを感じましたね(笑)」とエピソードを披露する。また、本作の楽曲を「大好きです」と絶賛する渡辺は、「音楽という軸があって、その中でいろんな人が交差していく。音楽の意味を考えさせてくれる映画だなと思いました」と述べた。
ここで、渡辺の呼び込みによってメキシコの音楽を演奏する楽団・マリアッチとメキシカンダンサーたちがステージと客席通路に登場。ガイコツメイクをしたマリアッチとダンサーが本作の主題歌「リメンバー・ミー」を披露すると、渡辺も曲に乗せてノリノリで歌い出し「ついてきて!」と客席に呼びかける。演奏が終わると会場は大きな拍手に包まれ、渡辺も「最高だったよね。グラシアス!」と弾ける笑顔を見せ、イベントを終えた。
日本語吹替版に藤木直人、石橋陽彩、松雪泰子、橋本さとし、横山だいすけらも参加した「リメンバー・ミー」は、全国で公開中。
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- 「リメンバー・ミー」公式サイト
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「リメンバー・ミー」渡辺直美が主題歌をノリノリで披露「最高だった、グラシアス!」(写真15枚) - 映画ナタリー https://t.co/WJdoLSDIpF