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テレビアニメ「名探偵コナン」の劇場版第22弾である本作は、爆破事件の容疑者として逮捕された毛利小五郎を助けるため奔走する江戸川コナンの前に、安室透が公安警察・降谷零として立ちはだかる物語。上戸は小五郎の担当弁護士・橘境子、大吉は境子がかつて所属していた弁護士事務所で事務員として働いていたが、ある事件をきっかけに命を落としてしまう青年・羽場二三一(はばふみかず)の声をそれぞれ担当した。
イベントで司会を務めた大吉は「上戸さんが登場してからのフラッシュが僕の倍以上あったので、おかげで緊張は解けました」と笑いを誘うと、上戸に「12年ぶりのコナン出演はどうですか?」と質問を投げかける。それに対して上戸は「12年前の記憶がまったくなくて(笑)。今回は1から心を込めて、思いっきり演じさせていただきました」と笑顔で語った。
公開アフレコで上戸が挑戦したのは、専門用語の多い難易度が高いセリフ。「噛まないように気を付けます」とはにかみながらも、上戸は「警視庁、警察庁、検察庁には、それぞれの公安部があるの」「警察は捜査した結果を検察に送るけど、検察はそれを受けて改めて事件を調べるのね」といった説明ゼリフをすらすらと読み上げていく。続いて大吉は「けっこう怒鳴る役なんだよな……」と不安げな表情を見せつつも、本番では「私から裁判官の使命を!! 使命を奪うなど!! 許せません!!」といったヒステリックに叫ぶ演技を見事に披露する。公開アフレコ後に「素敵です。声がピッタリでした」と上戸から称賛されると、大吉は「いろいろ音声を加工していただいて、最終的にはボーカロイドの声になってると思いますけど」と照れ笑いをした。
ここで2人とともに登壇していたコナンから、「今回の映画のポイントは、安室透のトリプルフェイスなんだ! 大吉さんもせっかくだから、イベントMC、声優、もう1つチャレンジしてトリプルフェイスになろうよ!」と無邪気な無茶ぶりが。上戸が「歌っちゃいます?」と乗っかると、福山雅治による本作の主題歌「零 -ZERO-」を歌うことになった大吉は「日本で1番歌が下手な芸人の称号をいただいた男ですよ?」と戸惑いを見せたものの、曲が流れると一生懸命にサビの部分を歌い切った。
最後に、本作について大吉が「皆さんの度肝を抜くような作品に仕上がっています。ぜひアニメの迫力と音楽のすごさを劇場でお楽しみください」とアピールし、上戸は「コナンが始まったときから父とお兄ちゃんと観てました。そのときよりもスケールが大きくなっていますし、観てスカッとする終わり方になっています。私たちの声も楽しみにしてください!」と述べイベントを締めくくった。
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