渋谷の映画館シネクイント2年ぶり営業再開、OP作品は「最強のふたり」監督の新作

東京・渋谷の映画館シネクイントが、2年ぶりに営業再開。渋谷三葉ビル7階にて、7月6日に新たにオープンすることがわかった。

シネクイントは、1981年に渋谷PARCOパート3の8階にオープンした多目的ホールを前身に、1999年7月に映画常設館としてスタートしたミニシアター。オープニング作品となった「バッファロー'66」をはじめ、クリストファー・ノーランの「メメント」、中島哲也の「下妻物語」といった作品を上映してきた。2016年8月に渋谷PARCO建て替えのため一時休館となったが、このたび1スクリーンから2スクリーンに拡大して復活を遂げる。渋谷の映画館で唯一となるペアシートも導入する予定だ。

また、本館のオープニング作品が、「最強のふたり」のエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュが監督したフランス映画「セラヴィ！」に決定した。同作は、ベテランのウェディングプランナーを主人公に、ポンコツなスタッフやナルシストな新郎が集ったある結婚式の1日を描くコメディ。「みんな誰かの愛しい人」のジャン＝ピエール・バクリが主演を務め、フランスでは2017年の興行収入ベスト10入りを果たした。なお本作は、7月6日以降全国でも上映される。