本日3月13日、「
SFマンガ「ヴァレリアンとローレリーヌ」をもとにした本作は、銀河を守る任務に就いたヴァレリアンとローレリーヌが宇宙を股にかけた冒険を繰り広げる物語。6年ぶりの来日となったベッソンはテーマ曲に乗りながら陽気に登場。「どうもありがとう!」と日本語で挨拶したあと、「日本語は今出し尽くしてしまったのですがもう1つありました。こんばんは!」とおどけて客席を盛り上げる。そして「初めて日本に来たのは30年近く前。日本に来るのは毎回素敵な経験です。そして本当にうれしいのは、僕のことを信頼してくださって、作品が公開されると皆さんが観に来てくださること。長い間応援してくれていることに、心から感謝を捧げたいと思います」と真摯な表情で思いを伝える。さらに「30年後にはヨボヨボになりながらもお会いできればと思いますし、車椅子に乗ってでも来日します」と続けた。
さらにベッソンは、10歳の頃に出会い映画化を熱望した原作に触れ「このマンガを知らなくても映画は楽しめるので心配はしないでください」とコメント。「若さをつかさどる部分、歳を重ねるとどうしても忘れてしまう部分があります。今晩は、皆さんとご一緒に25世紀に行きます。そして皆さんに宇宙飛行士になっていただければと思います」とメッセージを伝える。
トリオで登場する情報屋のエイリアン、ドーガン=ダギーズを演じたTHE ALFEEの3人。高見沢が「僕らの吹替はどうでしたか?」と質問すると、ベッソンは「世界中のドーガン=ダギーズの吹替の中でも最高なのが日本とイタリア。イタリアの声優はボディランゲージを入れながらしゃべるのがキャラクターに合っていた」と明かす。「続編は考えてらっしゃいますか」という坂崎の質問を受けたベッソンは「原作は29巻ありますので、もしかしたら作るかもしれない。ちなみにドーガン=ダギーズはほとんどに出ています」と回答。坂崎は「我々も協力したいと思いますが、年齢的なものがあるので早くやってもらわないと」とつぶやき、会場の笑いを誘った。
音楽に合わせさまざまな姿に変身するダンサーの宇宙人・バブルに声を当てたゆりやんは、劇中でバブルを演じたリアーナの扮装でダンスを踊りながら登場。「サンキューベリーマッチ! アイアムジャパニーズセックスシンボル!」と挨拶し、ベッソンが首をかしげると「調子乗っちゃって!」と持ちネタを披露する。ゆりやんが映画に出してほしいと懇願するとベッソンは「ぴったりくる役があればね。ハリウッドを舞台にしたゴージャスなブロンドのキャラクターならもしかしたら……」と苦笑した。
イベントでは、ベッソンが吹替キャストたちに星に名前を付ける権利である“星のネーミングライツ”をプレゼントする一幕も。ゆりやんにはプレゼントを渡さずスルーするボケをかましたあと「(彼女は)本物のエイリアンなのかな」とコメントし、ゆりやんとじゃれ合っていた。
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