窪田正孝と吉田恵輔が「犬猿」なのに猫ポーズ、「ニャン関係ないでしょ！」

「犬猿」の大ヒット御礼舞台挨拶が、本日3月9日に東京・テアトル新宿で行われ、主演を務めた窪田正孝と監督の吉田恵輔が登壇した。

吉田のオリジナル脚本による本作は、新井浩文と窪田が兄弟役、江上敬子（ニッチェ）と筧美和子が姉妹役を演じた人間ドラマ。窪田は周囲の反響を「友達少ないほうですけど、面白いとたくさん言っていただきまして。特に姉妹がいらっしゃる方の共感率が高いという声を聞いてます」と述べると、会場からは同意の声が上がった。

本作で描かれている兄弟喧嘩について「本当に大喧嘩すると友達ってそれっきりになっちゃったりするけど、お互いが縁を切っても血でつながっていることが、この作品の面白いところだと思いますね」と窪田が真剣に語るも、吉田はどこかうわの空。すると「違うの。実は今日VIO脱毛に行ってきて、ミミズ腫れ状態でコンディションが悪いんだよね」と衝撃の告白をする吉田に、窪田も思わず「こんなところで何をぶっちゃけてるんですか（笑）。知らんがな！」とツッコミを返す。

窪田演じる温厚な弟・和成の凶暴な兄・卓司に扮した新井の印象を尋ねられると「どこか自分の兄に似てるんですよ。タイプは違うんですけど、すごくまっすぐな人で。いいことも悪いことも経験して自分の道を突き進んでる方なので、カッコいいなと思います」と憧れを語る窪田。また、吉田は「新井くんがギャンブルとか趣味の話を振っても（窪田くんに）響かない感じが、卓司と和成に重なるよね」と役柄との共通点を指摘した。

続いてフォトセッションでは、なぜが窪田と吉田が猫のポーズをリクエストされる場面も。「ニャン関係ないでしょ！」と照れつつもポーズを取る窪田に客席からは歓声が上がる。最後に窪田が「裏の顔を表に出したりしても、自分の気持ちを伝えることが大切だなと、この作品から学ばせてもらいました」と振り返り、「皆さんのお力でこうしてつながれることがうれしいです」と感謝を述べイベントを締めくくった。