ストップモーションアニメ「
本作で声優初挑戦となった峯田は、9歳の少年という役柄に関して「僕、40歳ですからね!」と笑いを取る。初出演映画「アイデン&ティティ」や初出演ドラマ「奇跡の人」でも共演した麻生について「僕、麻生久美子さんのことが本当に好きなので。それは何があっても変わらないんです。だから麻生さんを好きな自分の気持ちをそのまま伝えるようにしました。ほかの女優さんだったら絶対無理ですよ」とただならぬ思い入れを明かす。
さらに大学時代、ある焼肉屋に通っていたという峯田が「近くのバッティングセンターのストラックアウトでパーフェクトを出すとその焼肉屋さんのタダ券がもらえたんです。だからパートのおばさんにも『あんたまた来たのね』って言われたりして。そのおばさんが、麻生さんのお母さんだったんです」と告白し、観客からも驚きの声が。「もう運命だと思った」と自信たっぷりに語る峯田だが、司会に「結婚してないのがおかしいくらいですね」と言われると、麻生の夫・伊賀大介の名を挙げ「確かになあ。伊賀くんなあ……。ちょっと2分くらい時間もらっていいですか?」と落ち込む素振りを見せた。
作品の第一印象を聞かれた峯田は、「動物が木の実をかじる音とか、風の音とか、ハエが飛んでる音が入っていて。大人になって、当たり前になっちゃった景色や音が、子供の『こんな音が聞こえる』って感覚のまま作品になっている。作品自体の感度がすごく高いので、こっちまで子供の感覚に戻れる」と魅力を述べる。自身も「昔から変わっていない」と言われがちだそうで、「お正月に同窓会をやって、中学の同級生と25年ぶりに会ったら、取り残された感じがありました。みんな当時と顔は似てるけど、中身はまったく違う人間になっていてゾッとしましたよ。ホラー。『幻魔大戦』みたいな」と恐怖体験かのように語り笑いを起こした。
「ぼくの名前はズッキーニ」は現在、全国公開中。
関連する特集・インタビュー
関連記事
峯田和伸の映画作品
関連商品
リンク
- 「ぼくの名前はズッキーニ」公式サイト
- 「ぼくの名前はズッキーニ」パイロットフィルム
- 「ぼくの名前はズッキーニ」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
映画ナタリー @eiga_natalie
「ぼくの名前はズッキーニ」峯田和伸には麻生久美子の母親とも接点が!「もう運命」 #ぼくの名前はズッキーニ https://t.co/1Bw8SMVNrQ https://t.co/pn6ji6HBMN