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本作は、特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」の後日譚を描くVシネマ3部作「仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング」の最終章。岩永は、本作で描かれた結末について「『エグゼイド』の最後としてはよかったんじゃないかなと思います。本編の途中ではけっこう簡単なことでライフを落としていたりしたんですけど……」と黎斗のライフの減り方に言及して笑いを誘う。そして予告編の最後にも使用された2人のクロスカウンターシーンの話題では、鈴村が「2人が実際に戦っている画が欲しくて。小野塚くんからもそういうのが欲しいと言われて、ちょうどやりたかったので入れました」と秘話を明かす。小野塚は「よく見ると、こっちが殴る前からてっちゃんの顔が変わり始めてる。スーパースロー(カメラ)、嘘つけないですから」と爆笑を起こし、岩永も「(パンチの)風圧でほっぺたがたわんだの」とはにかんだ。
劇中で座った状態からの変身を披露している小野塚。これは自身のアイデアだったらしく「ずっとやりたくて。半年くらい……『(仮面戦隊)ゴライダー』くらいから眠らせてました。『ゴライダー』のとき無駄に練習してましたからね」と告白する。一方の岩永が「鈴村さんはなんでもやらせてくれるから、空中変身させてもらいました」と言うと、小野塚は「すごいんですよ。『飛んでいいですか?』って、何を言ってるんだと(笑)。やりたい放題ですよ」と回想した。また、これまでもスピンオフシリーズで2人とタッグを組んできた鈴村は「小野塚くんは本当に芝居がうまいので安心していた。岩永くんは、最初にご一緒したときにはすでに取り返しのつかない状態になっていて……独自の路線を行っていたので(笑)。今回2人にある程度お任せして、悔いが残らないようにと言いました」と振り返った。
また岩永は、黎斗があるシーンで披露しているポーズを“チョリース”と称し「初期の頃に檀黎斗の紹介用写真をたくさん撮られたとき、いろんなポーズをしたのになぜかあれが選ばれて。そういえばやっていたなと思って、最後の作品でチョリースしました」とこだわりを語る。「仮面ライダーエグゼイド」公式サイトのキャラ紹介写真については、小野塚も「俺だけなんで背景が外なの?」と嘆く。「あれ、自分で撮ったの?」と岩永に聞かれると、「自撮りじゃないよ! 『送っといてください』みたいなやつじゃないから。なんで俺だけ手間省かれてんの」と笑いを起こした。
イベント終盤には、このVシネマの後日譚を脚本家・高橋悠也が書き下ろした小説版「仮面ライダーエグゼイド」が、6月に発売されることもアナウンスされた。サンプル本を手にした岩永を見て、小野塚が「檀黎斗のクイズ本です」と茶化す一幕も。そして最後に岩永が「長い間お付き合いいただきありがとうございました。2人ともすごい役をやることができましたし、人生の宝物になったと思っています」「世界を変えるのは神(黎斗)じゃなくて、その言葉を受け継いだ信者の皆様だと思っています。これからは皆さんの番。黎斗は未来で待っています」と舞台挨拶を締めくくった。
「仮面ライダーゲンムVSレーザー」は2週間限定で上映されたのち、4月25日にBlu-ray / DVDがリリースされる。なお第1弾「
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