アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたレバノン映画が今夏公開

第90回アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされているレバノン映画「The Insult（英題）」が、今夏に日本公開されることがわかった。

クエンティン・タランティーノの「レザボア・ドッグス」や「パルプ・フィクション」にスタッフとして参加した、ジアド・ドゥエイリが監督を務める本作。ドゥエイリの実体験をもとに、キリスト教徒であるレバノン人男性とパレスチナ難民の男性との口論が、裁判、そして全国的な事件へと発展していくさまを描き出す。主演のカメル・エル＝バシャは、第74回ヴェネツィア国際映画祭で男優賞を獲得した。なおレバノン映画がアカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたのは今回が初。

「The Insult」は、東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。第90回アカデミー賞の授賞式は日本時間3月5日に開催される。