マーベルコミック原作「
本作は、超文明国ワカンダの若き国王とヒーローという2つの顔を持つティ・チャラ / ブラックパンサーの活躍を描くアクション。「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラーが監督を務めた。
レティーシャ・ライト演じるティ・チャラの妹・シュリの吹替を担当した百田は「韓国プレミアにも参加させていただいたんですが、ものすごい盛り上がりでした。日本での公開が近付いてきてわくわくしてます」と挨拶。初挑戦した洋画吹替で苦労した点を司会から尋ねられ「シュリを演じている役者さんにどれだけ近付けてテンションを合わせていけるのか、やりながら学ばせていただいた。計算をしなくちゃいけないので難しいなと感じました」と述懐する。そして、シュリのキャラクターを「本当にお兄ちゃん思いで、天真爛漫でチャレンジ精神がすごくある。おしゃれがすごく好きで、ファッションも髪型もシーンによって違うので楽しいです」と説明し、「レティーシャ・ライトさんは(自分の)1歳上で歳も近いのでお会いできたら盛り上がれそう」と笑顔を見せた。
続いてスクリーンに、藤岡率いる探検隊が山の中を探検する「ワカンダ探検映像」が映し出される。映像が終わると藤岡が「わっはっは!」と豪快に笑いながらステージに登場し、百田に「やあ、しばらくだね。もう何年ぶりだろうねえ。素敵になったねえ」と挨拶。本作の感想を司会者に聞かれた藤岡は「今の時代にまさしくマッチタイミング! このメッセージはズシンと胸に響きますよ。新ヒーローだねえ。今までになかった!」としみじみと語り、「世界のどの民族にとっても胸に来るヒーロー像だと思うねえ。真のリーダー、真の勇者には使命と責任が伴うんだというメッセージが込められているんだ!」と力強く言い放つ。その感想を受けて百田は「(ブラックパンサーは)ヒーローに認められたヒーローですね! 『お兄ちゃんカッコいい』ってずっと思いながら吹替をやらせていただいていたんですが、たまに自分のお兄ちゃんの顔がちらつくんです。でも『違う! こっちじゃない……』と思って」と笑った。
次に、「リーダーの心得」「ヒーローに必要な心得」というお題への答えを百田と藤岡がそれぞれ書いたフリップをもとにトークが進められた。「愛」と書いたフリップを掲げた藤岡は「ただの愛ではない。いろんな愛が深く込められている。愛と正義と勇気を持って自己犠牲の精神で愛する者に己を捧げ、愛する者を守る。『愛こそすべて!』と私はそう思っています。命より尊いものは大いなる愛と言っても過言ではないと私は思います」と熱く思いを語る。圧倒された表情で藤岡を眺めていた百田は「なんか映画を観てるみたい……素敵です」と話し、自身の「一旦待つ」と書いたフリップを掲げる。そして「例えば、お弁当を選んだりするときや話し合うときに“一旦待つ”ことがグループをうまくやっていく秘訣かな。映画の中でもティ・チャラがみんなの意見を聞こうとしていたので、間違ってないなと思えました」と述べた。
最後に藤岡は「登場人物の1人ひとりが魅力的でひさしぶりに胸が熱くなりました。ニューヒーローの誕生に目を輝かすでしょう」、百田は「それぞれのキャラクターの抱いているいろんな気持ちが描かれていてすごく面白い映画。自分が関わっているのも忘れるくらい楽しませていただきました」とそれぞれメッセージを伝え、イベントは終了した。
「ブラックパンサー」は3月1日より全国ロードショー。なおブラックパンサーは、4月27日公開の「
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KAGASEKNIGHT @thekagaseknight
藤岡弘、のコメントが今まで見てきたこの映画に対するコメントで最も的確な気がするよやはり。 https://t.co/HYtICgPSEV