現在放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん」の記者会見が本日2月14日、東京・NHK放送センターにて開催され、主演の
1月7日に放送を開始した「西郷どん」は、明治維新の重要人物である鹿児島出身の武士・西郷隆盛の生涯を描く連続ドラマ。記者会見には西郷役の鈴木のほか、新たに発表されたキャストである一橋(徳川)慶喜役の
徳川最後の将軍・慶喜を演じる松田は「鈴木さんが作る現場が温かくて、和やか。途中からの参加だったんですが、やりやすく演じさせていただいています」と現場の様子を語る。西郷の友人・橋本左内に扮する風間は「初めての大河が『西郷どん』でよかったなと感じながら撮影しています」と述べ、「西郷さんが亡くなったとき、懐に橋本左内からの手紙があったと言われているんですが、2人の間の友情が描かれる物語をあまり観たことがない。だからチャンスをいただいたと思っています。僕と亮平くんで作る2人の絆が、皆さんに伝わればいいなと思っています」と述懐する。
島津久光の側近・小松帯刀役の町田は「帯刀は28歳で家老職に就いたと聞いています。僕も今年28歳になるので、すごく縁深く感じています。僕自身が家老職をいただいた気分で、気合いを持って演じていきたいです」と意気込みを明かす。京都の芸妓おゆう役に配された内田は「芸妓の役は初めてなので、努力しないといけないと思っています。鈴木さんのスマイルが優しく包んでくれている現場で、一生懸命演じさせていただきたいです」とコメント。2013年に放送されたNHK大河ドラマ「八重の桜」で会津藩士・山川大蔵を演じていた玉山は「複雑な気持ちではあります。でも対立している国の気持ちがわかれば味方の国の気持ちもわかるんじゃないかと思っています」と倒幕を目指す桂小五郎を演じる心境を語った。
質疑応答で現場での鈴木の印象を聞かれた松田は「とにかく優しくて、みんなに気を使ってくれる」と述べ、「深夜にも関わらずハンバーガーを食べたり、どら焼きを食べたりしていて、ご飯食べている人っていいなと思いました。人間らしいというか」と笑いながら話す。同じ質問に風間は「素敵な空気が流れているのは亮平くんのおかげ。ドラマを観てくださっている方々も吉之助(西郷隆盛)の優しさを感じていると思うんですが、それがそのまま現場に流れている」と回答。ほかキャストからの称賛に鈴木は「恐縮です。本当はよくできた人間ではないですが、そうなっていかないといけないとという社会的要請みたいなものを感じています」と返した。
また今回、勝海舟役で遠藤憲一、龍佐民役で柄本明、松平慶永役で津田寛治らが出演することも発表された。
NHK大河ドラマ「西郷どん」
NHK 毎週日曜20:00~
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