本日2月14日、「
本作は、実在したアメリカの興行師P・T・バーナムの波乱万丈な半生を描くミュージカル映画。昨日2月13日にレッドカーペットイベントに参加し、本日帰国する予定だというジャックマンは「ニューヨークに帰ってもまだ(時差で)14日が続いている。妻にチョコを贈るよ」とバレンタインデーに胸を弾ませ、7年以上の歳月を経て完成させた本作を「人生を肯定してくれる映画です。心を込めて作りました」とアピールした。
ジャックマンは、「この映画では、ほかの作品では得られないような絆を結ぶことができた」と共演者たちについて語り出す。数回にわたるワークショップを経てからクランクインしたため「撮影初日にはすでに家族のような関係になっていた」と振り返り、「映画の成功をみんなで共有できている気持ちが強い」と吐露。本作での共演後、プライベートでも交流が続くザック・エフロンに関しては「彼がウルヴァリン役を継いでくれると思います(笑)」とジョークを飛ばす一幕も。
「ラ・ラ・ランド」にも参加したジャスティン・ポールとベンジ・パセックが音楽を手がけた本作。世界的にヒットした要因について、ジャックマンは「やはり音楽が重要な点。みんな音楽に恋するんだと思う」と推測した。セトルの歌う主題歌「This is Me」は第90回アカデミー賞歌曲賞ほか、さまざまな映画賞でノミネートや受賞を果たしており、自分らしく生きることを歌い上げる同曲について、セトルは「この曲のテーマを考えながら毎日もがいているし、感謝もしている。聴くたび、歌うたびに自分が信じていることを考えるし、正しくないと思うことと戦う力をもらえる。自分のことを少し信じられるようになって、孤独感が減る気がします」と力強く解説する。
セトルは涙をこらえて声を震わせる場面もあったが、隣のジャックマンの励ましを受けながら「日本にも届いていることがうれしい」と最後まで話し切った。そして「自分でも気付かなかったポテンシャルを引き出してくれたのも、私が今ここにいるのも、この曲について泣いたりできるのも、全部彼のせい!(笑) 私も彼のような人になりたい。こんなこと言うのは残念だけど(笑)」と冗談めかしつつジャックマンに感謝。
そんな彼女に対し、ジャックマンは「キアラの歌い方は正直。心を素直に出していて、人間とはどういうものかを歌っている」と賛辞を贈る。「いいことに関してはみんな正直でいられるが、恥じることや失敗に関しては正直になれないことが多い。彼女が歌うこの曲は、生きていることを実感させてくれる。生きることは大変だけど、それだけの価値があるものだという気持ちにさせてくれるんだ」と楽曲に込められたメッセージを熱く伝えた。
「グレイテスト・ショーマン」は、2月16日より全国でロードショー。
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