「ウイスキーと2人の花嫁」監督インタビュー到着、「日本でも共感できると思う」

3

91

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 16 31
  • 44 シェア

2月17日に封切られる「ウイスキーと2人の花嫁」より、監督を務めたギリーズ・マッキノンのインタビューコメントが到着した。

「ウイスキーと2人の花嫁」ポスタービジュアル

「ウイスキーと2人の花嫁」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全17件)

実話をもとにした本作は、第2次世界大戦の戦況悪化によりウイスキーの配給が止まってしまった島の近くで、大量のウイスキーを積んだ貨物船が座礁したことから始まるドタバタコメディ。「マダムと泥棒」などで知られる映画監督アレクサンダー・マッケンドリックが1949年に発表した「Whisky Galore!(原題)」のリメイク作品となる。

ギリーズ・マッキノン

ギリーズ・マッキノン[拡大]

「ウイスキーと2人の花嫁」

「ウイスキーと2人の花嫁」[拡大]

マッキノンは本作の脚本に興味を持ったきっかけについて「オリジナルの要素が拡張されていて、ウイスキーだけではなくコミュニティ、家族の話になっているところに非常に魅力を感じたのです」と説明。「私が作ってきた映画というのは、家族がベースになっているものが多い。ウイスキーの話は半分で、残り半分は島のコミュニティの話。そのため、私はキャストたちにも同じようにコミュニティを作ってほしかった。そういう感覚を作ることは、監督として非常に面白いことだと思いました」と明かす。

ギリーズ・マッキノン

ギリーズ・マッキノン[拡大]

またマッキノンは「まったく文化の違う日本の観客でも本作には共感できると思います」と自信を見せ、「自分や周囲の人に、登場人物の心情を投影できるのではないか」と述懐。さらに「深刻なことは起こりませんが、馬鹿馬鹿しいコメディを作ったわけではなく、これは真実の映画です。ある意味、どのように人々が関わり合っていくかを描いたもの。そしてコミュニティについてのストーリーを楽しく描いた作品です。また作曲家のパトリック・ドイルの音楽も美しい。日本の皆さんにもぜひ楽しんでいただきたい」とメッセージを送っている。

グレゴール・フィッシャーエリー・ケンドリックらがキャストに名を連ねた「ウイスキーと2人の花嫁」は、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。

この記事の画像・動画(全17件)

(c)WhiskyGaloreMovieLimited2016

読者の反応

  • 3

横川シネマ @yokogawacinema

【ウイスキーと2人の花嫁】本日15日より、広島公開スタート!一週目は12:00開演です。 https://t.co/KFIw0lufDd

コメントを読む(3件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ウイスキーと2人の花嫁 / ギリーズ・マッキノン / グレゴール・フィッシャー / エリー・ケンドリック の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。