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スクリーンの中から現れた姫・美雪と映画監督を夢見る純朴な青年・健司との切ない恋をオリジナル脚本で描く本作。MCから「感動して泣いた人?」という問いに客席から多数の手が挙がり、美雪役の綾瀬は「うれしいです」と感無量の表情を見せる。健司役の坂口も「台本を読んだときラストにうるうるしてしまって。自分のこの感情を、観ていただく方にも感じてほしいなと思っていたのでうれしいです」と話した。
劇中で健司が夢を叶えていく姿が描かれるため、舞台挨拶は「今実現してほしい夢は?」というトークテーマのもと進められた。トップバッターの綾瀬は「オリンピックも開催中ということで、世界平和です!」と元気いっぱいに回答。「皆さんがいつも笑顔で健やかに過ごせるのがいいなあと思います」と笑顔を見せると、ほかの登壇者たちは早くも答えづらそうな雰囲気に。続く坂口は「この作品の大ヒットですね!」と切り抜け、その瞬間本田は「どうしよう、次(の回答者)きっと私だ……」と青ざめる。そして「私は、空飛ぶ絨毯を……自分勝手な考えでごめんなさい!」と恐縮する本田に、綾瀬は「私も空飛びたいって考えてたよ!」と明るく声をかけた。
登壇者たちが「バレンタインデート」をイメージしたファッションで登壇したこの日、北村は本作で演じた撮影所の大スター、“ハンサムガイ”こと俊藤龍之介の衣装で登場。「実現したい夢」についても「ただただ、あの頃に戻りたい。何もなかったあの頃に……」と口調も仕草も役になりきって答える北村に、本田から「え、ハンサムガイの気持ち!?」とツッコミが入る。そんな北村を見て、武内は「僕は映画作ってるときが一番幸せ。なのでいつか『ハンサムガイ』シリーズを(作りたい)」と答え、観客を喜ばせた。
本日、この舞台挨拶の前に行われたイベントにて、坂口から綾瀬にバラの花束が贈られたということで、今回は綾瀬から坂口にケーキを“プレゼント”することに。みんなでデコレーションしたというケーキが壇上に運び込まれると、綾瀬は坂口に「アーン」とフォークいっぱいのケーキを食べさせる。中尾が「うらやましいなー。(劇中で)キスもしてるしさあ。キスで我慢しなさいよ!」と横から野次を飛ばすと、坂口は「すみませんね」と言いながらも、ニコニコ笑って「自分で食べるよりおいしく感じました」と満足げ。さらに本田が北村に、石橋が中尾に食べさせる流れになり、北村は役の設定を守ろうとしつつも「素で照れちゃいますよ。こんなことする年齢じゃないので……」と汗をかきながら“北村一輝”の面をのぞかせていた。
最後は綾瀬が観客に向けて「当たり前のことや日々の小さなことに感謝して、大きな幸せをつかんでいきましょう!」と拳を握りしめ、舞台挨拶の幕を引いた。
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主人公がみゆきで青年はけんじで 世界平和は夢だから「今夜、ロマンス劇場で」見に行こうかな。