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イベントではまずキャスト陣に、オファーがあったときの心境に関する質問が飛ぶ。林は「こういった駄目な男たちの青春物語はあまりやったことがなかったので、20代のうちに挑戦したいと思いました」と述べ、柳は「原作と脚本を読んだとき、忘れかけていた何かがよみがえってきました」と回想。スクラップ工場に住む一匹狼の五木誠一郎、通称ゴキに扮した般若は「『チェリーボーイズ』というタイトルだけで『やるしかないでしょ!』って」と振り返り、集まった観客を笑わせる。
童貞3人組のマドンナ的存在である釈笛子役の池田は、劇中のキャラクターに対し母性を感じたことを明かし、「女子の意見が聞きたいので、女子だけで観てトークするイベントをやりたいですね。男性の皆さんすみません(笑)」とコメント。西海が「僕自身が池田エライザさん本当にいいなと思って撮影していたので、きれいに撮れていると思います」と話すと、池田は「ちょっと待って、発言が怖い!」とツッコミを入れる。それを聞いていた林は「池田エライザさんをどうにかしたいと思っている役だったので、撮影中もそういう目で見てました」と楽しそうに打ち明けた。
続いて西海は林、柳、前野の3人を「当たり前ですけど皆さん実際は童貞じゃない。でも映画では素晴らしい童貞になっています」と称賛する。童貞3人組と接触する場面を振り返りながら般若が「そのシーンの撮影のとき童貞にしか見えないんですよ。俺笑っちゃって、演技できなくなりました」と言うと、池田は「私も同じこと言おうと思ってました! 3人で小さくなって密談したりしてね」と強く同意した。
ここで般若が自身の学生時代のエピソードを披露。自分が落としたものを気になる女性が拾い、それを受け取るときに手が触れることでトキメキを感じたという。すると池田を相手役として、同じような場面をステージ上で再現することに。般若は自身が落としたマイクを池田から手渡されると、「今日が自分のピークなのかなと思ってます」とニヤリとした表情で語り、会場を盛り上げた。
最後に林は「ドタバタコメディでもあるんですが、人生を歩んでいくうえで大事な感情を思い出させてくれる作品です。それが届けばいいなと思っています」とメッセージを送った。
「チェリーボーイズ」は2月17日より東京のシネ・リーブル池袋、渋谷TOEIほか全国で公開される。
※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記
※「チェリーボーイズ」はR15+指定作品
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