クラインのSF小説「ゲームウォーズ」をもとにした本作は、“オアシス”と呼ばれるバーチャル空間を舞台にしたアクションアドベンチャー。共同脚本にも名を連ねるクラインは、主人公ウェイドが住む米オハイオ州郊外にある設定のスラム街スタックパークや、オアシス内に存在する無重力ダンスクラブ、映画に登場するRX-78-2 ガンダムなどのコンセプトアートを紹介する。「オアシスの中では何をしてもいいし、誰にでもなれる」と語り、自身が使うアバターについては「ウェイドと同じパーシヴァルにするかな。彼と同じ車、デロリアンに実際に乗ってるからね」と満面の笑み。初めてスピルバーグと会った際には、自身が乗るデロリアンにサインをもらったという。またラインは、スピルバーグに監督のオファーをしたときのことを「脚本を読んで大興奮してたよ。原作もすぐに読んで引き受けてくれた」と述懐した。
1980年代を中心に、映画、アニメ、ゲーム、マンガなどポップカルチャーのさまざまなキャラクターやマシンが登場する本作。現在、予告編や特別映像で確認できるもの以外にも、ロボコップ、テレビアニメ「カウボーイビバップ」のソードフィッシュII、ハローキティのアバターなどの存在がイベントで判明した。また本作でハリウッドデビューを果たした
イベントでは2人によるプレゼンテーションとして、本日解禁されたばかりの特別映像の上映も。特別ゲストとして登壇したイラストレーターの開田裕治は、興奮気味に「ガンダムに燃えます」と一言。「今までガンプラの箱絵をどれだけ描いてきたか」と続け、また「この映画はクロスオーバー作品の決定版。それをスピルバーグが作ってくれるなんて、こんな幸せな時代が来ていいのかと」とこぼす。「ソードアート・オンライン」シリーズの著者として知られる川原礫は、「こういった作品は仮想世界と現実の対比が肝ですけど、本作はスタックパークの風景が最高にクールでパクりたい(笑)」と語り、アニメーション監督の
クラインが「ウルトラマン、ウルトラセブン、マグマ大使、宇宙戦艦ヤマト、マクロス、ロボテックといった作品や、タイトー、カプコン、任天堂といった会社のビデオゲームなどあらゆる日本のポップカルチャーからインスピレーションを受けて育ちました。この作品はその恩返し。そして願わくば日本のクリエイターの方々がこの作品からインスピレーションを受けてくれたら」と話すと、開田は「もう描く気満々ですよ。私がやらないで誰がやるんだ」とガッツポーズを決めながら本作のアートワークを描くことを約束。また「ワンパンマン」などで知られるマンガ家・
「レディ・プレイヤー1」は、4月20日より全国で公開される。イベントで上映された特別映像は下記に掲載。
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- 「レディ・プレイヤー1」公式サイト
- 「レディ・プレイヤー1」特別映像
- 「レディ・プレイヤー1」予告編
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