短編集「食べる女」「続・食べる女」の映画化を原作者の
小泉が演じるのは、古書店“モチの家”の店主で雑文筆家でもある餅月敦子。小泉が主演を務めた「センセイの鞄」の脚本を手がけた筒井たっての希望で、原作にはないオリジナルキャラクターにキャスティングされた。さらに、
企画が動き始めた2015年夏頃に小泉にオファーをして2年後にスケジュールが空くまで待ったという筒井は「小泉さんは、とにかく見ているだけでおいしく感じる女優。当時からどんなに時間が経っても、ずっとそう思っています。彼女には『労働の匂い』がある稀有な女優だと思います。そこが新しいし、『食べる女』にふさわしい」とキャスティング理由を語った。
クラインクイン前には「なかなか動かない主人公だけれど、もう少しでつかめそうです」と筒井に打ち明けていたという小泉は「『わからない』ということを今日の結論にできるのは女だけなのかもしれません。『わからない』けど、お腹が空いた。『わからない』から、とりあえず美味しいゴハンを食べちゃおう。そんな女達が映画の中で生き生きと食べてます。たくましく生きてます。筒井ともみさんが時間を掛けて下ごしらえをしたこの作品に参加出来て光栄です」と喜びのコメントを寄せている。
「食べる女」は1月8日にクランクインし現在撮影中、2月中旬にクランクアップ予定だ。
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小泉今日子主演作のテーマは料理とセックス、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス共演(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/htCGjTMHQw