盲目の少年の青春描くベルリン映画祭受賞作「彼の見つめる先に」予告

第64回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞とテディ賞を受賞したブラジル映画「彼の見つめる先に」の予告編が、YouTubeにて公開された。

本作は、ダニエル・ヒベイロが2010年に手がけた短編映画「I Don't Want to Go Back Alone（英題）」を、同じキャストを起用し自ら長編映画化した青春ドラマ。ブラジル・サンパウロで暮らす目の見えない高校生レオの揺れ動く心を描き出す。

ベル・アンド・セバスチャンの楽曲「トゥー・マッチ・ラヴ」が流れる予告編には、レオが盲目であることをからかわれるシーン、彼が幼なじみの少女ジョヴァンナにキスの相手になってくれるか聞く場面などを収録。中盤からは転入生のガブリエルが登場し、2人が一緒に踊ったり劇場やプールに行く場面などが切り取られていく。

「彼の見つめる先に」は、3月10日より東京・新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。