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本作は山上たつひこ原作、いがらしみきお作画の同名マンガをもとにしたサスペンス。国家の極秘プロジェクトのもと、過去に殺人を犯した移住者たちを受け入れた港町・魚深市で起こる事件が描かれる。元受刑者たちの受け入れ担当者になる市役所職員・月末一を錦戸が演じた。
本作の公開に向け、多くの取材を受けてきた吉田は「ほかの作品よりもこの映画は特に俳優に関する質問が多い。今まで見たことのなかった部分が見えてくると言われて、とてもうれしいです」と明かす。そして「例えば『錦戸さんはどうして市役所の人に見えるの?』とか」と質問の例を挙げると、錦戸は「僕もよく聞かれます」と返答。「『どうやってオーラ消してるの?』とか。消してないんですけどね。そう見えてるならラッキーです(笑)」と続け、「会う人会う人から『観たい』と言ってもらえます」と周囲の期待が大きい作品だと伝える。
刑期を終えて出所してきた6人の男女のうち、北村は釣り船屋として働き出す杉山勝志、優香は色気を漂わせたどこか隙のある介護士・太田理江子に扮した。優香は「全員キャラが濃くて、この中に私が混じったらどうなるんだろうと不安で。でも監督には『犯罪者っぽく見えないほうがいい』と言われました」と役作りについて言及。北村は「個人的に、こういうダークサイドの役を演じるのはひさしぶりでした。懐かしいというのも変ですけど。作品性も高く、誇りに思えるような映画です」と胸を張った。
また錦戸は座長として、前日に自ら溶接して作り上げた鉄製の“羊の木”を披露。高さ105cm、重さ約10kgのこの作品を、錦戸は1時間ほどで制作したとか。通常の作業時間の約半分で終了し、初挑戦と思えない出来栄えに職人たちは絶賛だったと司会者が説明すると、北村が「この作品の持っている冷たさみたいなものが詰め込まれている。深い!」とうなり、優香も「すごい!」と絶賛する。そして登壇者たちは願い事を書いた絵馬を用意。吉田は“大八”という自身の名前にかけて「大大大大大大大大ヒット!」と絵馬に託したが、ほかの3人はそろって健康に関した願いを記していることが明らかに。「無病息災」と書いた錦戸は「昔は太く短くでもいいと思ってたけど、今は少しでも長生きしたい」と語った。
最後に錦戸は「観るときの自分のコンディションによって感想が変わってくる。いろんな側面を持っている映画です」と本作をアピール。そして登壇者たちは絵馬と“羊の木”を奉納し、祈祷に臨んで本作のヒットを祈願した。
「羊の木」は2月3日より全国にてロードショー。
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