「レオン」知英が“エロ社長演技”に苦労、吉沢亮は竹中直人に「キュンキュンした」

「レオン」の完成披露舞台挨拶が、本日1月24日に東京のT・ジョイPRINCE品川にて開催され、知英、竹中直人、山崎育三郎、大政絢、吉沢亮、斉藤慎二（ジャングルポケット）、ミッツ・マングローブ、監督の塚本連平が登壇した。

清智英と大倉かおりによる同名マンガを映画化した本作は、知英演じる冴えないOL小鳥遊玲音と、竹中扮するワンマン社長・朝比奈玲男の体が入れ替わるさまを描くコメディ。

体が入れ替わったあとの“オヤジ演技”に挑んだ知英は「入れ替わる芝居は以前ドラマでもやったことがあるんですが、エロ社長の演技をするのが難しいところでした」と現場を振り返る。一方の竹中は「いやあ、もう知英が最高でしたね！ 彼女のパワーも、日本語のうまさにも感動しました」と彼女を絶賛した。

プレイボーイの税理士・日下役の山崎は「手先から足まできれいな動きをしながら、（観客を）ムカつかせるのが難しくて。でも後半には、僕がお芝居をすると知英ちゃんが笑っちゃって撮影が止まることもあったんです」と告白。中身が玲男であると気付かず玲音に恋する天然社員・一条役の吉沢は「撮影のギミックとして、女装した竹中さんに愛の言葉をささやくシーンがあって。竹中さんが本当に乙女の顔をしていたので、キュンキュンしました」と話して竹中を喜ばせた。女好きの副社長・政夫役の斉藤が話を振られると、なぜか竹中がマシンガントークを始めて話す隙を与えない。斉藤は「なんなの!? 撮影中もずっと邪魔してくるんですよ！」と嘆くが、竹中はそれすら聞いていない様子だった。

後半には本作の内容にちなみ「1日だけ入れ替わってみたい共演者は誰か？」という話題に。竹中が斉藤を見て「この男になってみたい。この顔で街を歩いたら、どういう風を感じるんだろう」と答えると、当の斉藤は「一生懸命人間やってんだぞ？」と言い返す。また吉沢は「山崎さんになって日下役をやりたいです。現場でもすごい楽しそうだな、日下いいなーって思ってて」と言うが、山崎は「みんなに嫌われるよ？」と笑う。敏腕秘書・猫田役のミッツ・マングローブは、山崎と吉沢を見比べたあとに「じゃあ一番若い子がいい。とにかく若い男の体に入りたい」と吉沢を選び、山崎から「こっちもピチピチだわ！」とツッコまれていた。そして最後に順番が回ってくるも、司会から「時間がなくなってしまったので手短に……」と言われてしまった斉藤。早口で「吉沢くんと入れ替わりたいですよ！ あんなにカッコよく生まれたら人生変わってたんだろうな！ 終わり！」と吐き捨てるように答えた。

イベントの最後には、知英が「長編映画は初主演でしたが、皆さんに支えられて楽しく作り上げました」と挨拶。「本当に“さいっこう”のキャスティングで……」と真面目に話そうとした竹中だが、斉藤に「“さいとう”ですか!?」と反応されてしまい台無しに。「俺、ちゃんと挨拶しようと思ったのに……。最高です、知英！」と強引にまとめてイベントを締めくくった。

「レオン」は、2月24日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。