カンヌ映画祭グランプリ「BPM」予告、エイズ患者への差別に抗議する若者たちの姿

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BPM ビート・パー・ミニット」の予告編がYouTubeにて公開された。

「BPM ビート・パー・ミニット」 (c)Celine Nieszawer

「BPM ビート・パー・ミニット」 (c)Celine Nieszawer

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第70回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した本作は、監督のロバン・カンピヨが自身の経験をもとに制作した人間ドラマ。1990年代初頭の仏パリを舞台に、エイズ患者への差別に抗議した実在の団体「ACT UP」の活動と、若者たちの恋や人生の輝きを描き出す。主人公ショーンをナウエル・ペレ・ビスカヤー、彼に恋をするナタンをアーノード・ヴァロワが演じた。

ブロンスキ・ビートの楽曲「スモールタウン・ボーイ」が流れる予告編には、「ACT UP」に所属する若者たちが、血液に見立てた赤い液体を製薬会社のオフィスに投げつけ、学校の教室で生徒にコンドームを配布するなど抗議活動を行う様子を収録。ほかに病院のベッドに横たわるショーンを献身的に介護するナタンの姿、赤く染まった川を切り取ったシーンなども確認できる。

「BPM ビート・パー・ミニット」は、3月24日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ユーロスペースほかにて全国公開。

※「BPM ビート・パー・ミニット」はR15+指定作品
※記事初出時、見出しと本文に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。

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(c)Celine Nieszawer

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