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昨日1月12日に封切られた本作は、岡田演じる自意識過剰で無神経な“痛男”伊藤誠二郎と、彼に振り回される5人の女性たちを描く物語。主演にもかかわらず声がガラガラの岡田をいたわり、木村は「今日は岡田さんののどがちょっと不調で。優しく見守ってあげてくださいね」と会場に呼びかける。
伊藤をはじめ、本作には「自己防衛女」「ヘビー級処女」などインパクトのある登場人物が多数登場。岡田は「痛いとかクズとか言われる伊藤くんだけど、彼は彼で自分の世界を持っている。だから僕にとっては少し憧れで。うらやましいと思う部分もあって演じがいがありました」と役への思いを打ち明ける。脚本家の矢崎莉桜を演じた木村は、登場人物たちについて「とても人間らしくて私は好き。愛すべきところがたくさんありますし、みんなどこか前を向いていて希望が感じられるのがいいなと思います」と愛情たっぷりに語った。
劇中で伊藤が憑依したような演技を見せた岡田だが、共演者たちは役と岡田を混同してしまうことがあったと明かしていく。佐々木は「伊藤くんと莉桜が思いをぶつけ合うシーンがあるんですけど、本当に伊藤くんが最低。木村さん負けるな!って思っちゃいました」と明かすと、志田も「伊藤くんからストーキングされる役なんですけど、心から『この人気持ち悪いな』って……。岡田さんが伊藤くんにしか見えなくなってしまって素で逃げました(笑)」と同調。田中からも「伊藤くんが全体的に気持ち悪いし腹立つ」とクレームが飛び出し、「今日って悪口言う場なの!?」と戸惑う岡田だったが、田中から「実際の岡田将生とのギャップがすごい。伊藤くんを作り上げていて感心した」とフォローが入ると胸をなで下ろしていた。
登壇者たちが新年の抱負を答えるコーナーでは、池田が「インプットが足りないのでどこかに行きたい」、夏帆や志田が「髪を伸ばしたい」、中村が「いい意味で空気を読まず、“いい伊藤”を目指す」、廣木が「マイペース」など、おのおのが目標を回答。木村は「武器が多いタイプでもないので、莉桜と同じくもっと無様になってもいいかなと。廣木さんには私の心のバスタブのふたも取られてしまったので、いっそ無様になってやりたいことをやっていけたら」と述べた。
最後に岡田は「毒を吐く」と一言。「けっこうため込んでしまうタイプなので、毒を吐き続ける年にしたい」と続けると、田中から即座に「それすげえやだ!」と反応が。そして木村から「試しにやってみたら?」と促され、岡田は「なんでこんな大切な日に風邪引いてんだ、馬鹿野郎!」と毒づく。しかし「……あ、これ自分に向けてだった(笑)」と恥ずかしそうにする岡田に、登壇者たちは温かなまなざしを向けていた。
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うなたま @unatamadesu
「伊藤くん A to E」岡田将生、2018年の抱負「毒を吐く」を試すも決まらず - 映画ナタリー https://t.co/1S4MVlCGjG