仏語圏の作品紹介する映画祭myFFF、ギョーム・カネ新作など23作配信決定

第8回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル（myFFF）のラインナップが発表された。

1月19日から2月19日にかけて開催されるmyFFFは、フランス語圏の国で製作された日本未公開の映画を配信するオンライン映画祭。コンペティション部門では「グランドフィナーレ」のパオロ・ソレンティーノが審査員長を務める。

日本では長編12作品、短編11作品が配信。ラインナップにはギョーム・カネが監督・主演を務め、マリオン・コティヤールも出演する「ロックンロール」、劣悪な環境で暮らす子供たちの視点を通して世界を捉えたドキュメンタリー「スワッガー」といった長編や、フランソワ・オゾンが1996年に発表した「サマー・ドレス」、人肉を好む男がベジタリアンの女性に恋をする「美味しい美女」などの短編が並んだ。

配信はmyFFFの公式サイトや青山シアター、UPLINK Cloud、ビデオマーケットなどで実施。なお短編は無料配信となる。また2月2日から4日にかけて、東京のアンスティチュ・フランセ東京にて過去の配信作を上映する関連企画「スクリーンで見よう！myFFF」が開催。さらに、東京・cafe de cinemaでも短編作品の上映が予定されている。

第8回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル

2018年1月19日（金）～2月19日（月）
＜配信サイト＞
公式サイト / 青山シアター / UPLINK Cloud / ビデオマーケット / ビデックスJP / DIGITAL SCREENほか
料金：各配信サイトごとに異なる ※60分以下の短編は無料配信

長編ラインナップ

「ヴィクトリア」
「ロックンロール」
「ジャングルの掟」
「ウィリー ナンバー1」
「アヴァ」
「クラッシュテスト」
「夏が終わる前に」
「スワッガー」
「婚礼」
「1：54」
「パリ、ピガール広場」
「森の奥深くで」

短編ラインナップ

「皇帝よ、永遠なれ」
「ノー・ドロウニング」
「サマー・ドレス」
「ラザール」
「美味しい美女」
「脚本家」
「サマーフィルム」
「シャス・ロワイヤル」
「永遠に愛して」
「死と父と息子」
「ストローク」