本作は、「淵に立つ」で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞を受賞した深田が、インドネシアを舞台にオリジナル脚本で挑むファンタジー。国籍や宗教を超えて育まれる若者たちの友情を通して、人間の生活が自然とともにあるさまが描かれる。1カ月間にわたり、インドネシア・スマトラ島のバンダ・アチェで全編ロケ撮影が行われた。
奇跡を起こす正体不明の主人公ラウをフジオカが演じ、日本からは鶴田真由、太賀、阿部純子もキャストに名を連ねる。ティザービジュアルには、ひげを生やしミステリアスな表情のフジオカが収められた。フジオカは「日本とインドネシア、私にとって大切な国々が共同製作したこの映画には、私達の文化や価値観に、新しい化学反応を起こす可能性が満ち溢れています」、深田は「共に震災による津波の被害を受けた2つの国の地で、見聞きして刺激を受けたことを、魅力ある俳優たちと共に大切に掬い取って作り上げた作品です」とそれぞれコメントを寄せている。
「海を駆ける」は2018年5月から全国ロードショー。インドネシアでは「Laut(ラウ)」のタイトルで2018年の中頃に劇場公開される予定だ。
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