みんなでゴキブリになろう!変態アニメーションナイト ザ・ツアー追加情報が発表

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12月16日より開催される「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト ザ・ツアー:セレブレート」の追加情報が解禁された。

「ゴキブリ体操」

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「変態アニメーションナイト ザ・ツアー:セレブレート」ビジュアル

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このたび、エイミー・ロックハートによる「ジェシカ」の日本語の生アフレコ付き上映や、ピーター・ミラードがクラウドファンディングを用いて制作中の新作「ピーター・ミラードが教える日本アニメ100年史(仮)」の公開録音を実施することが発表。また冠木佐和子による「ゴキブリ体操」新作のライブ撮影が観客を交えて行われることも明らかに。ここで撮影された人たちの動きは、後日ゴキブリのアニメーションに変換される。YouTubeでは、これらの企画などを紹介する「変態アニメーションナイト ザ・ツアー:セレブレート」の予告編が公開中だ。

また各界の著名人からコメントが到着。いとうせいこうは「変態アニメナイトをなかのゼロで? それはトチ狂ったね」と、マンガ家のしりあがり寿は「ボクらの周りの『良い子』のためのアニメーションの外側にこんなにもたくさんの『良い子』のためとは言い切れないw グショグショな世界が広がってるとは! それは生命に満ちた原始の海、猛々しいカオスの渦、そして荒ぶるアニマの巣窟! 油断してると飲み込まれるよ」と述べている。

「変態アニメーションナイト ザ・ツアー:セレブレート」は12月16日に北海道の札幌プラザ2・5、19日に京都・龍谷大学 響都ホール校友会館、22日に東京・なかのZERO大ホール、23日に福岡の福岡市総合図書館映像ホール・シネラにて開催。チケットはイープラスにて販売されている。

いとうせいこう コメント

変態アニメナイトをなかのゼロで? それはトチ狂ったね。

長尾謙一郎 コメント

変態アニメは地球を救う!

都築響一 コメント

絵筆やクレヨンを持つよりも先に、携帯やタブレットのディスプレイを触る子供たちが生まれてくる時代にあって、アニメーションはどう変わっていくのだろう。莫大な予算と人員を使って現実に近づくアニメがあるいっぽうで、ただ衝動にもとづいて現実と仮想現実のあいだを直感的に結ぶ、極限にパーソナルなアニメもまた増えていくはずだ。これは「変態がつくるアニメ」じゃない。表現の未来形に向かって変態していくアニメなのだ。

しりあがり寿 コメント

いやー、おそるべし変態アニメーションの世界。ボクらの周りの「良い子」のためのアニメーションの外側にこんなにもたくさんの「良い子」のためとは言い切れないw グショグショな世界が広がってるとは! それは生命に満ちた原始の海、猛々しいカオスの渦、そして荒ぶるアニマの巣窟! 油断してると飲み込まれるよ。

環ROY コメント

僕たち日本人が“アニメ”と聞いて想起するような“アニメ”以外にも、世界には様々なアニメーションがあるようです。もっと見たいし知りたいと思いました。「動いている」という錯覚を僕たちが失わない限り、アニマは産まれ続けます。

テンテンコ コメント

世界いいなあってなる。こういうものがあるんだと思うと、救われた気持ちになる。

久野遥子 コメント

きっとあなたに向けたアニメーションでもないし、わたしに向けたアニメーションでもないけれど、こういうものに溢れた世界であってほしい。

谷口菜津子 コメント

感動! 共感! 納得! という気持ちには全くならなかった。
そして残るのは言葉に表せないモヤつき。
悪いモヤでもはない。
しかし決して良いモヤでもない。
でも、ただただじっと、取り憑かれているかのように観ちゃう。

松井周 コメント

こんな宝物がまだあったんだ!という歓びを感じます。作品の一部だけしか拝見していないのですが、はやくこれらの作品群をからだいっぱいに浴びたい気持ちになりました。いつの間にか身につけてしまった窮屈な常識とか言葉とかを脱がされて、そうだ自分はこれからまだ何にでもなれると思えるよう、iPS細胞的な暗示をかけてもらいたいです。
モノでも線でも宇宙でも神でも、なれるものならばなんでもです。変態(=メタモルフォーゼ)したいという欲望こそが希望だと素直に思っています。

やけのはら コメント

アニメーションに関して全く知識はないので、直感、および、自分が今まで音楽、映画、小説など、他の表現技法による創作物から得た、言語、ものさしでの判断ですが、楽しく、興味深く拝見しました。 無から、生命を宿し立ち上がる精霊、線と色、自由で無限の可能性。意味性よりも、何かが動く、形を変えるといった原始的な快楽にフォーカスした作品が特に面白かったです。アニメーションという技法の可能性探索のベクトルの違い、力点の違い、つまり多様性が印象的でしたが、一番好きだったのはピーター・ミラード氏の「アンハッピー・ハッピー」です。ピーター氏の作品からは、奥行きのある鋭い作家性、普遍性を感じました。

加賀美健 コメント

不味い! もう一杯。

スケラッコ コメント

無表情に転がり、落ち、飛んでいくボール。いつしかボールの行方に夢中になっています。がんばれボール!

変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト ザ・ツアー:セレブレート

2017年12月16日(土)北海道 札幌プラザ2・5

開場 16:00 / 開演 17:00
料金:前売り券 2500円 / 当日券 3000円

2017年12月19日(火)京都府 龍谷大学 響都ホール校友会館

開場 18:00 / 開演 19:00
料金:前売り券 2500円 / 当日券 3000円

2017年12月22日(金)東京都 なかのZERO大ホール

開場 18:00 / 開演 19:00
料金:前売り券 2500円 / 当日券 3500円

2017年12月23日(土・祝)福岡県 福岡市総合図書館映像ホール・シネラ

開場 14:00 / 開演 15:00
料金:前売り券 2500円 / 当日券 3000円

<上映作品>
ピーター・ミラード「フルーツ・フルーツ」
エイミー・ロックハート「ミス・エドモントン・ティーンバーガー」
ホン・ハクスン「ワルツ・ドリーム」
冠木佐和子「ゴキブリ体操」
ヴィンス・コリンズ「LOST IN TIME」
ベリスラフ・カザコフ「オーバーキャスト」
マルテ・ステイン「ブルードリーム」
ヴリンダ・ザヴェリ「アイランド・オブ・イーボー」
カシア・ナレワージカ「パイナップル・カラマリ」
ニコライ・トドロフ「ナイトメア」
ダニエル・ルンドキスト「ボリス」ほか

<出演者>
ピーター・ミラード / エイミー・ロックハート / ホン・ハクスン(東京・福岡会場のみ)

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