沖縄戦を題材にしたクリス・マルケル監督作「レベル5」京都と兵庫で上映

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フランスの映像作家クリス・マルケルが1997年に発表した「レベル5」が、明日12月12日に京都・同志社大学寒梅館クローバーホール、16日と17日に兵庫・神戸映画資料館で上映される。

「レベル5」

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ドキュメンタリーにフィクションを交えた本作は、沖縄戦の記憶を分有することをテーマにした作品。亡き夫が残したコンピュータプログラムの中でもっとも難易度の高い「レベル5」のゲームを解くローラ、沖縄・渡嘉敷島の集団自決を体験した牧師・金城重明の証言、30年間上映が禁止されていたジョン・ヒューストンのドキュメンタリー「そこに光を」における沖縄戦で記憶を消失した兵士の映像などが切り取られる。

12日には映画批評家・北小路隆志によるティーチイン、16日には井上正昭による「戦争・記憶・映像──クリス・マルケルの『レベル5』をめぐって」と題した講演会を実施。詳細はそれぞれ会場の公式サイトで確認してほしい。

特別上映:クリス・マルケル「レベル5」

2017年12月12日(火)京都府 同志社大学寒梅館クローバーホール
2017年12月16日(土)、17日(日)兵庫県 神戸映画資料館
料金:一般 1400円 / 学生 1300円 / 会員 1200円

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