J・チャステイン「ユダヤ人を救った動物園」、シマウマやラクダが逃げ惑う本編映像

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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」の本編映像が、YouTubeにて公開された。

「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」

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「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」ポスタービジュアル

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本作はダイアン・アッカーマンのノンフィクション小説を、ニキ・カーロが映画化したヒューマンドラマ。ドイツ占領下のポーランド・ワルシャワで、自分たちの運営する動物園にユダヤ人を匿い300人もの命を救った夫婦の実話が描かれる。ジェシカ・チャステインが主人公アントニーナを演じたほか、製作総指揮も務めた。

「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」

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本編映像では、空襲により檻が壊され、シマウマやラクダ、猿などさまざまな動物たちがパニックになり逃げ惑う様子が収められている。アントニーナの「やめて撃たないで!」という叫びもむなしく象が撃たれる場面も切り取られた。

「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」

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動物との共演シーンが多かったチャステインは、すべてノースタントで撮影に挑んだ。そして、すべての動物に専門の飼育員や獣医たちが1日付き添い、彼らに当時の服装をさせることで動物と一緒に映画に映り込んでも違和感がないような演出が行われた。カーロは「本物の動物を使う以外、考えられなかった。指示通りに動いてくれるだろうけど、コンピュータが作り出した動物を堂々と使うなんてあり得ない話よ」と述べ、「でも動物というのは本当に気まぐれで、気の向くままに置かれた環境に合わせて動くの。私は、動物にカメラを向け、芸当を覚えさせることには反対だわ。虎に虎らしく動けなんて言えない。だから、動物たちが自然のままに動けるような環境をセットに作ってあげる必要があった」と振り返っている。

また、プロデューサーのジェイミー・パトリコフは「我々全員、動物は動物のままにさせようと考えた。脚本に書かれた動きと逆のことをしても、我々はそれをよしとする。結果、そのシーンはよりリアルに見えるようになる。人間の共演者が、動物たちの動きに合わせるんだ」と撮影秘話を明かした。

「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」は12月15日より東京・TOHOシネマズ みゆき座ほか全国でロードショー。

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