2016年8月26日に公開され、日本映画史上歴代2位の国内興行収入250億円を記録した本作。田舎暮らしの女子高生・三葉と東京に住む男子高校生・瀧、出会うはずのない2人が夢の中で入れ替わることから物語が展開する。
この発表にあたり、新海は「同じ時間に何十万人、何百万人の人が観るので、いろいろな感情が同じ瞬間に起きる……。そんなにも多くの人と作品を共に楽しむのは、繰り返し映画を観た方にとっても初めての経験だと思うので、“同時代感”、“リアルタイム感”みたいなものを楽しんでいただければ」とコメントを発表。さらに「自分の作品は、いろいろ気になってしまって改めて観ることができないんです。今のところ1月3日は1日中、テレビもネットも見ないようにしようと思っていますが……誘惑に勝てずにチャンネルを合わせてしまうかもしれません(笑)」とも話している。
なお現在、「君の名は。」のBlu-ray / DVDが発売中。12月18日までは東京・国立新美術館にて「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」が開催されているほか、本作のハリウッド映画化も決定している。
君の名は。
テレビ朝日系 2018年1月3日(水)21:00~
新海誠 コメント
地上波初放送について
地上波のゴールデンタイムに自分の作った映画を観ていただけるなんて、これまで想像したことがありませんでした。でも、自分が子どもの頃はテレビで観る映画はとても楽しみでしたし、そこでしか知ることができなかったものもたくさんありました。そういう意味では、自分が子ども時代に受け取ったものを、今度は自分が違う世代の方たちに届けることができるようになったのだなと思えて、とてもうれしいですね。ようやく自分が大人になれたような、そんな幸せな気持ちを感じます。
一方で、皆さんがこの作品をどんなふうに観てくださるのか、少し緊張も感じます。映画は自分でチケットを買って観に行く、とても能動的なメディアだと思うのですが、テレビはもっとカジュアルで暮らしの場にある存在ですし、どんなふうに観ていただけるのか、とても興味深いですね。でも、想像もつかないほど多くの方々が、想像もしていなかったぐらいこの作品を好きになってくれるかもしれないと思うと、未知の視聴者との出逢いが楽しみですし、何が起きるのかちょっとドキドキしています。
視聴者へメッセージ
この「君の名は。」はひとりで観ていただいても、大切な誰かと2人で観ていただいても、ご家族揃って観ていただいても、それぞれに何か大事なものを見つけてもらえる作品だと思っています。
新年の放送では同じ時間に何十万人、何百万人の人が観るので、いろいろな感情が同じ瞬間に起きる……。そんなにも多くの人と作品を共に楽しむのは、繰り返し映画を観た方にとっても初めての経験だと思うので、“同時代感”、“リアルタイム感”みたいなものを楽しんでいただければ。僕もそれを楽しみたいと思います。
でも実をいうと、自分の作品は、いろいろ気になってしまって改めて観ることができないんです。今のところ1月3日は1日中、テレビもネットも見ないようにしようと思っていますが……誘惑に勝てずにチャンネルを合わせてしまうかもしれません(笑)。
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- 映画「君の名は。」公式サイト
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RADWIMPSが主題歌4曲と劇伴22曲の全てを制作した、新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」(@kiminona_movie)の地上波初放送が決定!2018年1月3日の21:00から、テレビ朝日系にてオンエアされます。
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