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アガサ・クリスティーの同名小説をもとにした本作は、トルコ発フランス行きの豪華列車を舞台にしたミステリー。あらゆるこだわりを随所に詰め込んだ本作について、ブラナーは「お客さんを列車に乗せて語りたいね」と述べ、「最後には捻りを効かせたサプライズがあるんだ。『泣いた』という人もいるし、そんなふうに感じてもらえると期待しているよ」と観客に呼びかける。
イベントにはブラナー演じる名探偵エルキュール・ポアロの吹替を担当する
そして本作の見どころを漢字1文字で表すコーナーに移り、草刈と山村はそれぞれ文字を披露することに。草刈は「動」と大きく書かれた書を見せ、「1970年代にも(シドニー・ルメット監督版)『オリエント急行殺人事件』を観たけれど、今作ではポアロのアクションシーンもあったりスピードを感じました」と本作ならではの特徴を挙げる。するとブラナーは「いい文字です。画面の中の動きと心の動き、両方を表すダブルミーニングになりますね」と上機嫌。
続いて山村は「感」という文字を見せて「乗客たちには感情を揺さぶられるようなことが多く起こるんだけど、俳優たちがそれを押し殺しながら表情で微妙な感情を表していた。そしてそれをポアロが直感と感性で暴いていく。本当に素晴らしい作品」と本作から感じ取ったことを語る。それを受け、ブラナーは1990年にウィリアム・シェイクスピアの戯曲を携えて来日して以来、日本のファンがサポートしてくれていると感謝。さらに草刈と山村が声を当てたことにも再び深く感謝し、「これが私が今感じているフィーリングです」と口にする。そして2つの文字を合わせたら「感動」になることを教えられると、「組み合わせが素晴らしい!」と目を輝かせた。
「オリエント急行殺人事件」は、12月8日より全国ロードショー。
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- 「オリエント急行殺人事件」公式サイト
- 「オリエント急行殺人事件」予告編第2弾
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「オリエント急行」ケネス・ブラナー来日、草刈正雄&山村紅葉の吹替に大満足 - 映画ナタリー https://t.co/QoBLdduqwd