第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された
ヨーロッパの難民問題を背景に、フランス北部の町カレーで暮らす問題を抱えた3世代の家族の姿が描かれる本作。両親の離婚により家族と離れて暮らしていた娘エヴは、父親トマと一緒に暮らすため、祖父ジョルジュたちの住むカレーに呼び寄せられる。ハネケの監督作「愛、アムール」で父娘に扮した
本作についてハネケは「私の映画はすべてエモーショナルだ。ある意味、私はいつも同じような映画を作っている。映画監督とはそういうものじゃないか? だが、少しでも前より良いものを作っていきたいと願っている。とにかく、今回は“良い”映画を作ろう、とは思わなかった。“不快”な映画を作るときだ、とね」と述べている。
「ハッピーエンド」は東京・角川シネマ有楽町ほか全国にてロードショー。
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ミヒャエル・ハネケの映画作品
リンク
- 「ハッピーエンド」公式サイト
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フォルツァ総曲輪 @forzasogawa
来た、来た、来たー、ハネケさん!「不快な映画を作るときだ。」だってさ。
“逆撫で大王”の本領発揮ダァー。 https://t.co/JrJYUG1CWd