虚淵玄「Thunderbolt Fantasy」TV版2期制作は順調、劇場版の舞台挨拶で報告

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Thunderbolt Fantasy 生死一劍」の舞台挨拶とトークイベントが、本日12月3日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、キャストの鳥海浩輔諏訪部順一檜山修之、主題歌を担当した西川貴教、原案・脚本・総監修を兼任した虚淵玄が登壇した。

「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」舞台挨拶&トークイベントにて、左から鳥海浩輔、諏訪部順一、檜山修之、西川貴教、虚淵玄。

「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」舞台挨拶&トークイベントにて、左から鳥海浩輔、諏訪部順一、檜山修之、西川貴教、虚淵玄。

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「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」キービジュアル (c)2016-2017 Thunderbolt Fantasy Project

「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」キービジュアル (c)2016-2017 Thunderbolt Fantasy Project[拡大]

12月2日に封切られた本作は、2016年にテレビ放映された日本・台湾共同制作の武侠ファンタジー人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」の劇場版。ノベライズ化された外伝小説の「殺無生編」と、虚淵が新たに書き下ろした新作エピソードを映像化したもので、テレビ版第1期と現在制作中の第2期をつなぐ物語が描かれる。

「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」舞台挨拶&トークイベントの様子。

「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」舞台挨拶&トークイベントの様子。[拡大]

最初にマイクを握った鳥海は、自身が演じた凜雪鴉のことを「想像を超えたクズでした!」と紹介。これには殺無生役の檜山も同意し、「ひどいことをされたんだなとは思っていたけど、まさかここまでとは……」と想定外なストーリー展開に驚いた様子を見せる。諏訪部は「とにかく楽しいに尽きます」と述べ、久々に殤不患を演じることとなったが、スタジオで台本を読むとすぐにテレビシリーズ第1期の頃を思い出せたと語った。

浪巫謠(CV:西川貴教)

浪巫謠(CV:西川貴教)[拡大]

西川は主題歌を歌うほか、第2期で新キャラクター・浪巫謠の声を担当することに。「観ているのと演じるのは大違いでした」と苦労を打ち明け、主題歌「RAIMEI (Chinese ver.)」を中国語で歌唱したことについて「この曲が日本と台湾の架け橋になってくれたらうれしい」と話す。

嘯狂狷(CV:新垣樽助)

嘯狂狷(CV:新垣樽助)[拡大]

また第2期には新垣樽助が声を当てる嘯狂狷や、蠍瓔珞、禍世螟蝗といったキャラクターも登場する。虚淵は第2期について、すでに最終話のラストまで台本を書き終えていると明かし、来週から台湾で撮影開始すると報告。さらに制作は順調で、スムーズに進めば2018年中に放送がスタートする予定とも伝えた。そして最後に「1年前の『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』は、夢を見ているような体験でした。次回はテレビシリーズ第2期ということで、もう一度夢を見られるんです。制作者冥利に尽きます。これからも『Thunderbolt Fantasy Project』をよろしくお願いします」と挨拶し、イベントを締めた。

テレビシリーズ第2期の放送時期や詳細については、公式サイトにて随時発表される。

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