劇場アニメ「
唐々煙のマンガをもとにした本作は、2014年にテレビアニメ化された「曇天に笑う」の前日譚および後日譚を描く劇場アニメ3部作の1作目。曇三兄弟の長男・天火を中村、次男・空丸を梶、三男・宙太郎を代永が演じ、大蛇討伐のため結成された部隊・犲を率いる安倍蒼世に鳥海が声を当てた。
本編の最後に2作目の特報が公開されたことについて、中村は「意表を突いてやったなと。僕も突かれましたけど」とコメント。また「ライブビューイングを含め、多くの方に初日から観ていただけてよかったです」と心境を明かす。鳥海は「テレビシリーズから時間が経っても、こうやって劇場版のクオリティで作品をお届けできることがうれしい。一度と言わず、何度でも足を運んでいただけたら」と挨拶した。
お気に入りのシーンを問われた梶は、「シーンを具体的に挙げると言うよりも、(曇)大湖さんの包容力をすごく感じて。この父があってこその我々三兄弟がいるんだなと。形は違えどそれを天火が背負って、僕たちにも継がれていくところにグッときました」と答える。また若き天火と蒼世の犲時代のシーンに触れ、「腕立て伏せの競い合いをしているときに、天火がふざけているのを見て蒼世が吹き出してしまうところを見て、蒼世にもかわいらしい一面があるんだなって、ほほましくなりました」と語る場面も。
最後に代永は「『曇天に笑う』は兄弟愛や仲間愛など、いろいろな愛があふれた作品。愛情を伝える大切さを教えてもらえる作品だなと思いました」と、梶は「テレビシリーズが終了してから、彼らが住んでいた付近の琵琶湖を見る機会があって、そういう場所に行くと自分の中にこの作品が息づいているのを実感しました」とそれぞれ作品への思いを述べる。また中村は「テレビシリーズのときから兄弟や仲間たちとの和気あいあいとしたシーンをアドリブでやらせていただいたりとか、すごく楽しみながら演じた現場だったことを改めて思い出しました」と振り返り、「天火のドラマとしては一段落しましたが、今後も引き続き外伝を楽しんでいただけるとうれしいです」と呼びかけた。
「曇天に笑う〈外伝〉~決別、犲の誓い~」は、本日より2週間限定で上映。また2作目のサブタイトルが「宿命、双頭の風魔」に決定し、6月9日に公開されることが発表された。なお福士蒼汰が主演を務める実写版「曇天に笑う」は、3月21日より全国ロードショー。同作の前日譚を描くドラマ「天火、ヤマイヌ(犲)やめるってさ」が、1月1日よりAbemaTVドラマチャンネルで独占先行配信される。
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