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本作は、漫才の世界でくすぶる青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、葛藤しながら歩み続ける姿を描いた青春譚。菅田が徳永、桐谷が神谷を演じた。本日が「火花」での最後のプロモーション活動となる2人は、イベントにて観客から寄せられた質問に答えていく。
「俳優活動の中で恐怖を感じる瞬間」を問われた菅田は、「舞台の仕事だと生身だからごまかせないのは怖いですね」と明かし、「日によってお客さんが笑う瞬間だったり、悲しむポイントも違うので……」と話す。これに桐谷は「初めて舞台に立ったときはセリフ飛んだらどうしようかと怖くて怖くて」と同意。さらに桐谷は「映画でもドラマでも役をまっとうするために、自分の限界を超えることができるんかと恐れつつ自問することはありますね」と語った。
「2人がお笑いコンビを結成したときのコンビ名」を訊かれた桐谷は、「あほんパス」と即答。劇中で徳永が組んでいたコンビ「スパークス」と、神谷が組んでいたコンビ「あほんだら」を掛け合わせた名前に、菅田も「なんやそのサロンパスみたいな語感」と笑みをこぼす。またボケとツッコミの役割分担について、菅田は「笑い飯さんスタイルでやりたいです」と希望し、桐谷も「両方ボケて、両方ツッコむのがいいね」と妄想した。
また主題歌「浅草キッド」を歌ってほしいと観客から無茶振りが飛び、桐谷がすぐさま歌い出す場面も。慌てた菅田が桐谷のマイクを押さえ「いや早い、早い。すぐ終わらそうとすな」とツッコむも、音源とカンペが用意され、2人は「浅草キッド」を披露することに。桐谷は「ほんまは音チェックとかしたいわ」、菅田も「ただただ広いカラオケですやん」と嘆きつつ熱唱。2人が同曲を歌うのはレコーディング以来ということもあり、客席は大歓声に包まれた。
又吉直樹(ピース)の同名小説を板尾創路が実写化した「火花」は、現在全国で上映中。
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- 「火花」公式サイト
- 「火花」予告編第2弾
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「火花」菅田将暉と桐谷健太が観客の無茶振りで「浅草キッド」熱唱(写真19枚) - 映画ナタリー https://t.co/pjZz0E5W0G