「チェリーボーイズ」は、仕事も恋愛もうまくいかず、何事も中途半端な25歳の童貞3人組を主人公にした“性春”コメディ。自己中心的で見栄っ張りな国森信一を林、乳首が大きいことがコンプレックスな吉村達也を柳、内気な性格で女性が苦手な高杉誠を前野が演じる。
本作で池田が演じるのは、童貞3人組のマドンナ的存在にして、脱童貞大作戦のターゲットにされる釈笛子。池田は「悩める男子たちの青春の一ページに参加できて楽しかったです。母性全開でお届けしています。みんないたって真剣です」とコメントを寄せた。そして脚本を担当した
池田のほかには、童貞3人組を目の敵にする不良・中出英雄役で
なお、主題歌が斉藤和義と中村達也によるユニット
※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記
※「チェリーボーイズ」はR15+指定作品
池田エライザ コメント
悩める男子たちの青春の一ページに参加できて楽しかったです。母性全開でお届けしています。みんないたって真剣です。ぜひ最後まで、最後までお楽しみください。
松居大悟 コメント
「チェリーボーイズ」は2009年から書いていた、僕にとって「アフロ田中」を撮る前の初めての映画の企画です。元々古泉智浩さんの漫画が好きで、中高男子校で女子が怖くて、自分は童貞を肯定することしか生きる道はなく、童貞作品を吐くほど描き続けていたところ、ディレクターの人に声かけてもらってこの企画は始まりました。その人もアイドルオタクで笑顔がブサイクでほんとどうしようもなくて、でも「チェリーボーイズ」への愛情はすごくて、何者でもない僕らは独房みたいな部屋でこの映画についての夢を描いて、あり得ないキャスティング案にゲラゲラ笑って、本を書いていました。そしてプロデューサーの原田さんが入って、もしかしたら動き出すのかと台本を煮詰めていた矢先、そのディレクターの人は連絡が取れなくなりどこかへいってしまい、この企画も止まってしまいました。僕の書いた「チェリーボーイズ」の台本だけを残して。あいつはほんとどうしようもない野郎です。そして去年、原田さんから連絡があり「チェリーボーイズをやりたい」と言っていただき、監督の西海さんももうほんと変態だったのですごく嬉しかったです。それで台本を読み直したのですが、あの頃の童貞丸出しの童貞にしか書けない息苦しさと美しさがあり、今の自分には書き直すことができない、と絶望しました。ここには今の自分が失ったものが全て詰まっている。そう告げるとそのままやりたいと言っていただき、体裁だけ整えて、西海さんに託しました。この映画が実現したこと、本当に嬉しいし、童貞丸出しのあの頃の自分に伝えてやりたいです。お前の狭い宇宙は、ちょっと時間かかるけど見えるんだよと! 男は生まれた時にはみな童貞で、でもいつかそれを失ってしまって、失ったことすら忘れてしまう。でも乙女心より複雑な童貞心は、今もこの世界のどこかでいつも輝いていて。きっとこの映画には童貞の、男の、グチャグチャで繊細でどうしようもない美しさが描かれている。それが感じられなければ、それは映画ではなくて、失ってしまった僕らの責任です。映画「チェリーボーイズ」、公開楽しみにしております!!
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池田エライザ、童貞3人組のマドンナ役に“母性全開”!「チェリーボーイズ」出演(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/QS1B3LI7Gw