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本作は、1967年7月にアメリカ・デトロイトで発生した暴動の最中に起きた凄惨な事件を描く実録ドラマ。ビグローは「本作のように現実のストーリーを語る場合は、歴史とそれに関わった人々、生存者や亡くなった人たちに対して責任を持つ心構えが必要だ。我々はドキュメンタリーではなく、フィクションのエンタテイメント作品を製作しているので、配慮と誠意を込め、過去の出来事に敬意を払わなければならない」と述懐する。
また、ビグローは「映画の目的が変化を求めて闘うことなら、そして人々がこの国の人種問題に声を上げる用意があるなら、私たちは映画を作る者として、喜んでそれに応えていきます。この映画が、少しでも人種に関する対話を促すための役に立つこと、そしてこの国で長きにわたって根強く残っている傷を癒やすことができることを願ってやみません」と作品に込めた思いを語った。
「デトロイト」は、2018年1月26日より東京・TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー。
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- 「デトロイト」海外版予告(日本語字幕)
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