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「悪魔を見た」の
ステージに上がった鶴見は「すみません。私は主演ではないのに、ソン・ガンホさん、コン・ユさん、イ・ビョンホンさん、オム・テグさん、
イベント冒頭には、10月に鶴見が韓国を再訪した際の模様や、オフショットなどをまとめたスペシャル映像が上映された。韓国では撮影前に“打ち入り”という士気を高めるための催しがあることから、鶴見は「(日本でも)打ち入りをやったほうがいいですね。現場がすごく和みましたよ」と回想する。さらに「打ち入り会場へ行く際、車が道に迷って遅れてしまい、お祓いの時間に遅刻してしまったんです。そのときにソン・ガンホさんがとても僕に気を使ってくださって、すごく優しく迎えてくれたので、気持ちがずいぶん楽になりました」と振り返った。また鶴見は、そんなソン・ガンホとの共演に関して「実は幻のソン・ガンホさんとの2ショットシーンがあったんです。すごくいいシーンだったんですが、ばさっとカットになっていましたね……。もしかしたらDVDの特典映像とかになるかもしれないですね」と明かした。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」で知られるコン・ユと現場をともにしたという話題では、鶴見が「韓国ではファンの方が出演者にプレゼントというか、差し入れのようなことをしてくださったりするそうで、撮影の最終日にコン・ユさんのファンの方が差し入れをしてくださったんです。フードワゴンを現場に呼んで、スタッフやキャストに振る舞うんですよ! 皆さんからも差し入れをいただいてもいいので、ぜひ」と観客の笑いを誘った。
また義烈団メンバーを演じた女優ハン・ジミンを、鶴見は「彼女は本当に演技に打ち込む方で……。つらいシーンのために10日間も絶食をして、やつれた役作りをしていたんです。普通はイライラしたり機嫌が悪くなったりするんですが、私に対しても気を使ってくださるほどの余裕もあって、本当に素晴らしい方でした」と絶賛。さらに「ソン・ガンホさんからは『韓国の女優さんは気が強い人が多くて大変だけど、ハン・ジミンさんだけは特別だから、あなたはラッキーですよ』と言われました」と続けた。
2017年釜日映画賞授賞式に出席した際は、「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」で主演男優賞に輝いたソン・ガンホからスピーチ内で紹介された鶴見。韓国では映画ファンから声をかけられたそうで、「うかうか歩いていられないですね。韓国では非常にうれしい思いをさせてもらいました」と喜びを語った。
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