WOWOWの映画情報番組「斎藤工×板谷由夏 映画工房」の公開収録トークショーが本日10月28日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、
「WOWOW 映画工房 300回&『君の名は。』初放送記念 新海誠オールナイト in 東京国際映画祭」と題された本日のイベント。トークショーは2部構成となっており、第1部には斎藤、板谷、中井のほか、クレイアニメ「映画の妖精 フィルとムー」の監督を務めた秦俊子、カンボジアを中心に移動映画館を実施しているWorld Theater Projectの代表・教来石小織が出席した。
公開収録では「映画の妖精 フィルとムー」の世界初上映も実施。本作ではフィルとムーがスクリーンの中に入り込み、名作映画を通して冒険するさまが描かれる。斎藤の「上映権が自由なアニメーションを作る」という思いから発足した本作。「ラ・シオタ駅への列車の到着」「ローマの休日」「鳥」「未知との遭遇」といったさまざまな映画へのオマージュも込められた。斎藤と板谷も声の出演を果たし、主に斎藤はフィル、板谷はムーに声を当てたという。斎藤は「最初は特にどっちを演じるとか決めてなかったんですけど、(板谷)姐さんのムーがハマり役で(笑)。僕がいつの間にかフィルをやることになりましたね」とアフレコを述懐した。
続いて第2部には「君の名は。」など新海誠作品の美術監督として知られる渡邉丞、11月11日から12月18日まで東京・国立新美術館にて開催される「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」の監修を務めた落合千春が出席。渡邉は背景美術を描く際に重要な点を「自分がその場所に行きたいかどうか、その空間に立っていたいかどうか」と語る。この言葉に斎藤は「聖地巡礼って、渡邉さんの思いがファンに届いてる証拠ですね」と納得した様子。さらに新海の人間性について渡邉が「天使みたいな人」と明かすと、落合も「作品からは物静かな孤高のクリエイターというイメージを抱かれがちなんですが、とてもおしゃべりが好きでユニークな楽しい方なんです。恋バナもしますね」と続けた。
公開収録の終了後、「君の名は。」「言の葉の庭」「星を追う子ども」「秒速5センチメートル」「雲のむこう、約束の場所」と新海の作品を順にさかのぼっていく形で上映が行われている。
新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで
2017年11月11日(土)~12月18日(月)東京都 国立新美術館
※毎週火曜休館
開館時間 10:00~18:00 ※毎週金曜、土曜は20:00まで開館
※入場は閉館の30分前まで
入場料:大人 1600円 / 大学生 1200円 / 高校生 800円
音声ガイド貸出価格:550円
※11月10日(金)までローソンチケットで音声ガイドセット券が販売
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リンク
- 第30回東京国際映画祭 公式サイト
- WOWOW 東京国際映画祭 特設サイト
- 「斎藤工×板谷由夏 映画工房」公式サイト
- 新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで 公式サイト
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