「神と人との間」戸次重幸が“息子と僕と猫”の三角関係語る

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第30回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に出品されている「神と人との間」が、本日10月26日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで上映。ダブル主演を務める渋川清彦戸次重幸TEAM NACS)、監督の内田英治が舞台挨拶を行った。

「神と人との間」舞台挨拶の様子。左から内田英治、渋川清彦、戸次重幸。

「神と人との間」舞台挨拶の様子。左から内田英治、渋川清彦、戸次重幸。

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「神と人との間」は、谷崎潤一郎の小説を映画化するプロジェクト「TANIZAKI TRIBUTE」のうちの1作品。渋川演じる町医者の穂積、戸次扮するマンガ家の添田、内田慈演じる朝子のゆがんだ三角関係が描かれる。

渋川清彦

渋川清彦[拡大]

最初に役作りについて尋ねられた渋川は「普段は自分のことを“俺”と言ってるんですけど、劇中では“僕”とも言っていて。すごく違和感がありました」と振り返る。それを聞いた戸次は「渋川さんは普段こんなにカッコいいのに、(映画では)ダサいですからね。その変わりっぷりがすごいです」と見どころをアピール。また、朝子と結婚するも彼女を虐待し、愛人を作る添田という役どころについて、自分自身とは真逆の性格であると笑いながら主張する。

戸次重幸

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続けてMCが登壇者たちに、それぞれが経験したことのある三角関係に関して質問。渋川は「俺、三角関係はないなあ」と語り、「でも戸次さんはありそうですよね?」と楽しそうに振る。戸次は「1つ挙げるとすれば息子と僕と猫の三角関係ですね。息子と遊んでいると、『俺もなでろ!』と言わんばかりに猫が寄ってくるんですよ。息子はまだ幼くて、なでるんじゃなくてつかんじゃうので、猫が『ニャッ!』って(驚く)」とほっこりするエピソードを明かした。

左から渋川清彦、戸次重幸。

左から渋川清彦、戸次重幸。[拡大]

左から内田英治、渋川清彦、戸次重幸。

左から内田英治、渋川清彦、戸次重幸。[拡大]

イベントの終盤、映画の見どころを聞かれた渋川が「なんかあるかなあ……」とつぶやくと、戸次からすかさず「あるでしょ!」とツッコミが。渋川はニヤリとしながら「ブラックコメディなんで笑ってほしいです」と、内田は「ラブコメディのつもりで撮ったんですけど、イライラする登場人物しか出てこないです(笑)。なので存分にイライラしていただければと思います」とメッセージを送った。

「神と人との間」は2018年1月27日より東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。なお「TANIZAKI TRIBUTE」のうちウエダアツシが監督した「富美子の足」、藤井道人がメガホンを取った「悪魔」も2018年に公開される予定だ。

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(c)2018 Tanizaki Tribute製作委員会

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あや @cuenacs

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