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「探偵はBARにいる」シリーズは、東直己の小説「ススキノ探偵」シリーズをもとにしたサスペンス。今作では、大泉演じる探偵と松田扮する高田が、北川演じるモデル事務所のオーナー・マリに翻弄され大きな事件に巻き込まれていく。
本作はエンドクレジット後にも映像があることから、吉田は「クレジットが始まっても、最後まで観てくださいね。お楽しみがありますので」と観客に注意を促す。すると「私、それ見忘れました」と明かした前田に、大泉から「(観た場合と観ていない場合は)この映画の終わり方、180度違うぞ!? お前、ラスト観ないで『面白かったですう』って言って出てきたのか!? がっかりですう!」とお叱りの言葉が。またリリーは「今、なんで僕はずっと黙っていたのかと言うと……まだ完成したものを観てないんです」と告白。「最後ってあれだよね? 洋ちゃんと龍平くんが雪の中全裸で絡み合うやつだよね?」とボケて、大泉から「そんなシーンないでしょ! いったいどの面下げてここに来てるんだ!」とツッコミを受けた。
完成作品を観た感想を聞かれた松田は「あっという間でしたね。気付いたら終わってたなっていう感じで、あんまり覚えてないんですけど……」と率直に述べ、大泉から「あまりにも圧倒されたんだよね?」とフォローされる。さらに「改めて『探偵はBARにいる』って面白いなと思えた作品。4が観てみたいなと思える映画になったのが不思議です。3でやめようかなと思ってたので。……初めて言っちゃいました」と淡々と続ける松田に対し、大泉はポカンとした表情で「そんな思いでやってたの? 僕はいささかショックを受けてますよ。駄目駄目駄目、まだまだあるんだから!」と言葉を掛ける。また松田は現場を振り返り「大泉さんは今回気合いがすごくて、今までのシリーズで一番やりづらかった」とあっさりコメント。「僕もそれに応えなきゃと思ったんですけど、高田ってあんまりがんばらないキャラなので、板挟み状態になってけっこう大変でしたね」と言う松田へ、大泉は「この人、連ドラの撮影があったんですよ。だから私にやる気があったというより、この人にやる気がなかったんじゃないか」と返して笑いを起こした。
吉田は、そんな大泉と松田演じるコンビについて「黙っていても会話しているように見えて、ずっとツーショットで撮っていたい空気感だった。2人の“面白い”と“カッコいい”が逆転してるのが、この映画の魅力ですよね」と話す。「……わかりやすく言うと?」と聞き直した大泉は、吉田から「(映画の中では)大泉さんがカッコよくて、松田さんが面白いってことです」と丁寧に説明されてもまだ首をかしげたまま。また北川は、2人と共演した感想を「私、松田さんとどんな会話をするんだろう?って思ってたんですけど、会話はいらなかった。お芝居の打ち合わせもしなかったんですけど、飛び込んでいけました」と語る。大泉に「テレパシーでも使えるの?」尋ねられると、松田は「いや……初めて言われましたね。でもすごくうれしいです」とマイペースに答えていた。
「探偵はBARにいる3」は12月1日より全国ロードショー。
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