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本作は、70年前に天皇の料理番をしていた男・山形直太朗が考案したフルコースの再現に挑む佐々木充の姿を描く人間ドラマ。二宮が佐々木、西島が山形、宮崎が山形の妻・千鶴を演じた。
試写会に参加した観客からSNSなどで絶賛のコメントが寄せられていることに関して、二宮は「反響の内容を聞くと、僕が台本を読んだときに抱いたものと同じだったので安心しました」と述懐する。撮影現場で劇中に登場するメニューをスタッフたちと一緒に食べたという西島と宮崎。西島が「撮影が終わるとスタッフたちが料理のほうに走ってきて(笑)」と振り返ると、二宮は「いいなー。いい現場ですね」と述べ、羨望のまなざしを向ける。宮崎は「素材がいいものを持ってきてくださるので、どれもおいしかったです。ブロックのお肉がすごかった」とコメントした。
イベントでは、1890年に開業した帝国ホテルの初代総料理長・吉川兼吉が約100年前に残したレシピを、同ホテルの現・総料理長である田中健一郎が再現したメニューの試食を実施。キャストと滝田のほか、食のプロであり本作にも監修者として関わっている服部栄養専門学校理事長の服部幸應が料理を味わった。
二宮は一口食べて「まずいわけがない! 時代差を感じない味。それに驚きました」とうなり、満面の笑みを浮かべる。西島は「おいしいです。100年前にこんなレシピがあったんですね……おいしいです」、宮崎も「……おいしい以外出てこないです」とあまりのおいしさに言葉が出てこない様子だった。
西島は「山形直太朗と同じような境遇にいたという吉川兼吉さんが、このレシピを未来の若い人に向けて作ったという話が胸に刺さりました」、宮崎は「このようなイベントができるのは、この映画ならでは。いい時間でした」と語る。最後に二宮が「あとは公開を待つだけ。ぜひ劇場で楽しんでいただければ」とイベントを締めくくった。
「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」は、11月3日より全国ロードショー。
※宮崎あおいの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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