2007年に上演された舞台「
「あいあい傘」は、25年前に失踪した父・六郎を探す高島さつきと、名字を変え新しい家族とともに生活する六郎の物語。ある田舎町の祭りに参加したさつきが六郎と再会するさまを描く。宅間は約10年前に映画化のオファーがあったことを明かし、「10年間、大事に大事に大事に育んでもらった映画『あいあい傘』。10年分の万感の想いを以って、キャスト・スタッフが一丸となって撮影に臨みました」とコメントを寄せた。
また映画化だけでなく、再び舞台化されることも明らかに。2007年の舞台と同じく宅間が作・演出を担当し、キャストは映画版とは異なる。
映画「あいあい傘」は2018年秋に全国ロードショー。舞台版も同時期に上演され、2018年春頃には小説が発売となる。
宅間孝行 コメント
「あいあい傘」を上演した10年前。
「この作品の小説を作り、そして映画にしたい!」とオファーをいただきました。
作品を大事にしてくれるんだ、と思いました。本当に嬉しかった。
しかし、それから何もなく9年が経ちました。「あいあい傘」はこのままお蔵入りになるんだな……と思った頃です。
「納得のいく小説が出来ました。映画化に本格的に取り組みます。ついては映画の監督・脚本もお願いしたいです。」
何だよ! 何だよ! 何だよ、この嬉しすぎる連絡は!
10年間、大事に大事に大事に育んでもらった映画「あいあい傘」。
10年分の万感の想いを以って、キャスト・スタッフが一丸となって撮影に臨みました。
映画の公開に当たる2018年秋の「タクフェス」で、舞台「あいあい傘」も復活を遂げようという話が持ち上がりました。まさか、映画と舞台を同時に公開します!って、日頃からエンターテイメントはお祭り騒ぎと自負している私にとってこんな最高の展開はありません。焦らしに焦らした、実に11年ぶりの再演では、笑いも泣きも映画に負けじとパワーアップバージョンでお届け致します!!
2018年の秋は「あいあい傘」祭りで彩りたいと意気込んでおります。
みなさま、どうぞお誘い合わせの上、映画館と劇場をハシゴして頂けたら幸いに存じます。
僕が感じたこの嬉しさと喜びが、映画版・舞台版「あいあい傘」を来年観てくれるあなたに届きますように。
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