本日10月17日、「
沼田まほかるの同名小説をもとにした「彼女がその名を知らない鳥たち」は、蒼井演じる十和子や、阿部扮する不潔で下劣な同棲相手・陣治らの愛を描く作品。蒼井と阿部のほか、松坂桃李、竹野内豊がキャストに名を連ねる。
沼田ファンを公言する光浦が「十和子ってきれいだったんだ!と映画を観て思いました。小説を読んでいるときは気付かなかった」と述べると、蒼井は「ほどほどの顔でやらせていただいています(笑)」と謙遜する。蒼井の起用理由を尋ねられた白石は「陣治が十和子を好きになる理由は、原作でもはっきり描かれていないんです。すごく魅力的な人じゃないと!と思ったので蒼井さんにお願いしました」とコメント。そして阿部に関しては「40代半ばで汚れることを厭わずにやってくれて、純粋なものを抱えている人」と求めていた人物像に合致したと明かし、「でも目は汚せないんだなと思いました」と続ける。その言葉に光浦は「“茶目(目の茶色い部分)”がすごくきれいなんですよね!」と同意し、2人に褒められた阿部は「どこまでも汚くしてよかったので、演じていて楽しかったです」と、照れくさそうに話した。
イベントでは、本作のラストの描かれ方について登壇者たちが言及する場面も。「アンハッピーエンドだと思いました」と言う光浦に対して、阿部は「じゃあ僕はハッピーエンドと言いたいですね」と自らの考えを口にし、「“じゃあ”って付けたらダメですよ!」と光浦からツッコまれる。さらに蒼井は「日によって(ラストの解釈が)違うんです。この作品について話す相手によっても変わります。1人で観に行くと悶々とすると思うのでお友達とぜひ」と観客に語りかけ、白石は「この映画を観て『よかったよ!』とハグをしてくるのは、陣治寄りの汚い系のおっさん。僕もそっち寄りなんですけど(笑)。ハッピーかアンハッピーかだったら、ハッピーであってほしい」とジョークを交えながら話した。
「彼女がその名を知らない鳥たち」は、10月28日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。
※「彼女がその名を知らない鳥たち」はR15+指定作品
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SODA_zzz… @soda02
レポートするライターさんってすごい。
これ読むと話が盛り上がってたみたいに感じる。
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