「あゝ、荒野」ヤン・イクチュンはウサギみたい?菅田将暉が反論「ブタとかゴジラ」

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第22回釜山国際映画祭アジア映画の窓部門にて、「あゝ、荒野」の公式上映が10月14日に行われ、ダブル主演を務めた菅田将暉ヤン・イクチュン、監督の岸善幸が参加した。

左から菅田将暉、ヤン・イクチュン。

左から菅田将暉、ヤン・イクチュン。

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左から菅田将暉、ヤン・イクチュン、岸善幸。

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「あゝ、荒野」は、人生の挫折を味わった少年院上がりの新次と、吃音と赤面対人恐怖症に苦しむ“バリカン”こと建二が織りなす青春ドラマ。菅田が新次を、ヤン・イクチュンがバリカンを演じた。

同日、3人はまず釜山・海雲台海水浴場にて開催された野外グリーティングイベントに登壇。ヤン・イクチュンは「こんなに大勢の観客の方に集まっていただいて、ありがとうございます。韓国ではあまりない5時間の作品ですが、スクリーンでぜひご覧ください」と挨拶。2015年の「ピンクとグレー」以来2年ぶりに同映画祭に参加した菅田は、前回は髪をピンク色に染めていたことから「アニョハセヨ。以前この場所には奇抜な格好で来たのですが、今回はわりと落ち着いて、ちゃんと大人になって帰ってきました。大人の映画です。楽しんでください」と話した。

菅田将暉(中央左)、ヤン・イクチュン(中央右)、岸善幸(右端)。

菅田将暉(中央左)、ヤン・イクチュン(中央右)、岸善幸(右端)。[拡大]

ヤン・イクチュンが自身の役に触れ「私は臆病で繊細、ウサギのような性格なので、バリカンと似ていますね」と言うと、菅田は「絶対ウサギではない。ブタとかゴジラだ!」と冗談を返す。そんな菅田は「ヤンさんの演技はいつもこちらの想像を超えていて、撮影現場に緊張感を与えていましたが、一方でみんなを笑わせる現場のアイドルでもありました」とも明かした。また国際映画祭へは初参加となる岸は「2人が体を鍛えに鍛えたのも見どころですが、もう1つ。見事なラブストーリーとなっております」とアピール。最後に菅田は「ヤンさんに日本に来てもらってばかりだったので、僕らもこうやって韓国に来られてよかったです。また戻って来られるように面白い映画を作っていきます」と締めくくった。

左から岸善幸、菅田将暉、ヤン・イクチュン。

左から岸善幸、菅田将暉、ヤン・イクチュン。[拡大]

また3人は釜山・センタムシティ内の劇場で、上映後に観客とのQ&Aを実施。「映画の中に対照的なものがたくさん登場するが、監督はどのように捉えているか?」と質問され、岸は「ヤンさんが演じたバリカンは言葉がうまく出せず、菅田さんが演じた新次は口より先に手が出てしまう。実は2人とも人とつながること、コミュニケーションを取ることが苦手なキャラクターで、対照的に見えるかもしれませんが、実は根っこにあるものは同じ」とこだわりを語った。

あゝ、荒野 前篇」は現在全国で上映中。「あゝ、荒野 後篇」は10月21日より封切られる。なお本作は、釜山国際映画祭に新設されたキム・ジソク特別賞にノミネートされており、10月21日に受賞結果が発表される予定だ。

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(c)2017「あゝ、荒野」フィルムパートナーズ

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@zen0602

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あゝ、荒野は釜山国際映画祭に新設されたキム・ジソク特別賞にノミネートされており、10月21日に受賞結果が発表。なるほどφ(..)メモ

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