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本作は新垣結衣が演じる元天才卓球少女・富田多満子と瑛太扮する元プロボクサー・萩原久が卓球のミックスを結成し、奮闘するさまを描いたロマンティックコメディ。
「秋のスポーツフェスタ in KITTE」の一環として企画されたこのイベントには、佐野のほか本作の卓球指導を担当した川口陽陽が登壇。ステージに上がった佐野は、欠点だらけの人間たちが卓球のミックスを通じて小さな奇跡を起こす物語です」と作品を説明し、自ら演じた佐々木優馬というキャラクターを「引きこもりで自分に自信がない卓球マニア役」と紹介する。
学校での体育の授業を除くと、本作で初めて卓球に挑戦した佐野。そんな彼の練習ぶりについて川口は「若くて運動神経がいいので、感覚がよかった。カットマンの設定だったのでカット専門のコーチを付けたのですが、その人がそこまでやるか!?ってくらいのスパルタで。それでも佐野さんは『よっしゃ!』と言いながらついてきていた」と振り返る。佐野が「昔からスポーツが好きだったので、本当に卓球にハマっちゃって。プライベートでも友達と卓球をやりに行った」と言うと、川口が「シブタク(東京・渋谷にある渋谷卓球倶楽部)に行くと佐野さんが現れるという噂が立っていた」と明かした。
本作のプロモーションのため、9月23日に行われた卓球大会に出場した佐野は「全部負けちゃいました! 中学生から卓球をやってる子もいたので、力が及ばなかったですね。公式戦で1勝したいなっていうのが新たな目標です」と前向きに述べる。この大会に向けて佐野が特訓するさまを紹介してきたWeb特別企画「佐野クエスト」にも触れ「皆さんがTwitterでいいねやRTをしてくれた数によって、いいラケットやシューズ、ユニフォームが手に入るという企画で。僕がちゃんとした格好で大会に出られたのは皆さんのおかげなんです。下手したら本当にすっぽんぽんの可能性もあって……」とファンに感謝を述べた。
劇中で、優馬と広末涼子演じる吉岡弥生は、プロ卓球選手である吉村真晴と浜本由惟扮するペアと対戦している。佐野は「撮影がないときに吉村さんと練習させてもらったんです。馬鹿うまいっすよ、本当に!! ガチでやられたら、まずサーブが取れなかったです」と回想。これに関して川口から「彼のサーブは僕らも取れない。バケモノなんです。でも佐野さんは、すごいサーブ打たれたら『キャッ!』って喜びますよね?(笑)」と言われ、佐野は「返したくなって、『キャッ!』って言っちゃったんです!」とはにかんだ。
ここで佐野と川口がダブルスを組み、東京キングコング卓球クラブのメンバーを相手に試合をすることになる。佐野は緊張からミスを連発するが、後半はカットの回転をかけたり、ネットインやエッジを攻めるプレーを決め、接戦の末5対4で見事勝利。ギリギリのところを突いたプレーを「狙ったんですか?」と聞かれると、佐野は「もちろんですよ、それは!……全部まぐれです!(笑)」と照れていた。
最後に佐野が、本作を「今日は学校疲れたなとか、皆さんいろいろ悩みがあると思うんですが、観ればちょっとでも希望を持てる映画になっています。友達だけじゃなくて、家族や彼氏と観に行ってください!」とアピールし、イベントは終了した。
「ミックス。」は10月21日より全国ロードショー。
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