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本作は、国民の結婚相手を国が決める政策が施行された近未来の日本を舞台とするラブストーリー。主人公・仁坂葵を森川、葵に思いを寄せる幼なじみ・司馬優翔を北村、国の“政府通知”によって決められた葵の結婚相手・高千穂蒼佑を佐藤が演じた。
撮影を振り返り、北村は佐藤について「とにかくうるさかった(笑)」とコメント。森川が「でも、寛太くんの面白さに助けられたところがあった」とフォローすると、北村も「寛太くんは現場の空気を作ってくれたし、ムードメーカーでした。おかげで僕らも溶け込みやすかった。本当に感謝してますよ」と佐藤を称賛した。
古澤は原作を読んだ際の感想を「近未来や政府通知という特殊な設定ではありますが、登場する人たちがすごくリアルに描かれてます」と話し、「映画版は生身の人間が演じるので、設定に寄りかからず、原作以上にリアルな感情を出すことを意識しました」と思いを語る。森川は「監督はお芝居をすごく近くで見ててくれるので、安心できるなと思って任せっぱなしでした」と古澤への信頼を明かした。
司会者の「政府通知はアリ派かナシ派か」という問いに、森川、北村、佐藤、浅川は「アリ」と回答。森川は「知れば知るほどいい制度だなと思ってきますね。16歳で届くのは早いなと思うけど、16歳だからこそ自分の“好き”って感情を知らないまますんなり通知を受け入れられるかも」と持論を展開する。そして「運命の相手とか最良と思える相手に偶然出会える可能性ってかなり低いじゃないですか」と続けた。同じ肯定派の北村は「政府が誰しもに平等に分け与えてくれる素敵な制度だと思います」と述べ、佐藤は「僕自身は自由に恋愛をしたいけど、提示してくれるのであれば1度会ってみたいっていう好奇心はあります」と話した。
最後に佐藤は「この映画はすごく心が温まって幸せになる映画だなと思ったので、大切な人と足を運んでください」、北村は「自分にとっての幸せを選んだり、迷ったりすることの美しさをたくさんの人に伝えてくれたら」とアピール。森川は「ラストは衝撃的な終わり方をします。エンディングで流れる阪本奨悟さんの歌を聴いてからも席を立たず、最後まで観てほしい。皆さんが映画を完成させてあげてください」とメッセージを伝え、イベントの幕を引いた。
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