これは、キヤノンのカメラ製品における新メッセージ「“This” is my life.」のコンセプトムービーとして制作された、5分30秒の短編。恋人との別れを迎え、過去を悔やむ男性の姿が描かれる。成田の相手役を藤野有理が務め、ドラマ「トーキョー・ミッドナイト・ラン」の
成田は自身が演じた役について「見ている方にとって、敵に見えるというか、こういう人いそうだなと思ってもらえるようにリアルさを求めたつもりです」と話し、山田は「お二人には完全に決まった台本を演じて貰うのではなく、光を求めて歩いて行く先に、物語を託しました」と撮影を回想。フジファブリックは「日々の生活の中には、今まで知らなかった感情や、隠れていた気持ちがあると思います」「『かくれんぼ』という曲によって、そんな心に光が照らされる事を、願っております」とコメントを寄せた。
また本作の公開に合わせ、大切な写真とエピソードを募集する「“This” is my life. project」が始動。特設サイトにて11月30日までの期間に応募した人の中から、抽選で3名にEOS M100がプレゼントされる。
成田凌 コメント
撮影は、初対面の女性と急に別れるというシーンから始まる設定で非常に難しかったです。その中で、ほとんどアドリブで進めていったのですが、冒頭の「僕は甘えていたんだと思う」というナレーションを読んで、女性に甘えるタイプの人は、待つ感じなんじゃないかと思い、撮影中も彼女役の方に、会話の切り出しも含めて預ける形で進めました。見ている方にとって、敵に見えるというか、こういう人いそうだなと思ってもらえるようにリアルさを求めたつもりです。このあたりは、監督と話をしながら一緒にゆっくり作っていきましたね。
(デートシーンについては)普段なかなか遊園地に行ったり盆栽を見たりというようなデートはできないので、純粋にとても楽しかったです。そのデートシーン中にEOS M100で撮影したのですが、こんなにキレイなのかとびっくりしました。特に目の前にきれいな女性もいるので、楽しくなってたくさん撮影してしまいました。とてもきれいに撮れるカメラなので、ぜひ皆さんにも使ってもらえたらと思っています。
(写真については)最近、自分でも写真を紙にしなくてはと思ったんです。お正月に昔の写真を見返したのですが、とても大事だなと改めて思いました。小さい頃の兄の写真や、結婚前の両親の写真を見て、家族の軌跡を感じて非常に感慨深かったです。以前使っていた携帯をたんすの奥にしまっていて、そこに何千枚と写真が入っているので、近々プリントアウトしたいなと思っています。
普通別れというとマイナスなイメージがあると思いますが、それを綺麗に映し出している動画になっていると思います。キヤノンさんならではの映像の美しさを感じていただけるのではないでしょうか。
フジファブリック コメント
日々の生活の中には、今まで知らなかった感情や、隠れていた気持ちがあると思います。自分自身にもそうだし、相手に対してもそう。それに気づいた時、人はひとつ大きくなれるのでしょう。弱さを認める事は、強さであるように。
「かくれんぼ」という曲によって、そんな心に光が照らされる事を、願っております。
山田智和 コメント
街の中に溢れている感情、普遍的な青春の追憶を求めて、成田さんはじめスタッフ皆で東京の下町を歩きました。
お二人には完全に決まった台本を演じて貰うのではなく、光を求めて歩いて行く先に、物語を託しました。
今回撮影ではキヤノンのEOS C700を使用させて頂きました。アドリブの演技を撮影するために会話のシーンは複数台のカメラで撮影しています。またEOS C700はハイスピードも撮れるので、表現の幅が広がりました。
常々"生きている人"を撮りたいと思っています。実際の日常会話は無言があったり、相手の答えを変に予測して余計な事を言ってしまったり、うまく行かない事の方が多いです。街に溢れている誰かの想いと重なって、光の先にある彼らの未来を一緒に想像して貰えたら幸いです。
※動画は現在非公開です。
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